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2010年7月20日(火) 19:40 |
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内海ダム、土地収用認める裁決
香川県が小豆島町に工事を進めている内海ダムの再開発事業で、香川県収用委員会は県が反対地権者の土地を強制的に収用することを認める裁決を出しました。
香川県は、小豆島の渇水や洪水対策として、内海ダムの再開発工事を進めていますが、一部の地権者は景観が損なわれることなどを理由に反対し、土地の売却に応じていません。 香川県はこうした土地を強制的に収用するため、県収用委員会に申したてを行っていましたが、収用委員会は20日、県の申し立てを認める裁決をくだしました。 強制収用の対象となるは約5100平方メートルの土地で、補償金はあわせて3500万円余り。 明け渡しの期限は、今年11月22日となっています。 香川県は、2013年度の完成を目指して工事を着々と進めると話しています。 一方、反対する地権者は「裁決に驚いてる、景観が破壊されるのは残念だ」とコメントしています。
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