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2010年7月20日(火) 19:40 |
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千足古墳の保存方法検討始まる
国の史跡、千足古墳で石室内の装飾が剥がれ落ちるなどしていたのを受けて、岡山市は、この古墳を保存整備するための委員会を立ち上げました。
国指定の史跡である造山古墳の保存整備委員会では、県内外から、8人の考古学者が委員になっています。 劣化が見つかったのは、千足古墳の石室内に施された直弧文と呼ばれる装飾です。 直弧文は、この千足古墳と九州西北部の古墳にしかみられない貴重なものです。 破損が見つかった去年10月から現在までにも、古墳の石室内の劣化は、さらに進んでいるということで、委員になった考古学者からも早急な対策が必要だと指摘しました。 岡山市で、この秋から調査を実施し、その結果を受けて来年3月に再び委員会を開くことが20日の委員会で決まりました。
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