東京・女子生徒連続暴行事件 別の事件で逮捕の29歳小学校教師の男を暴行容疑で再逮捕
東京・多摩地区周辺で小中学生の女子生徒らが相次いで暴行された事件で、別の事件で逮捕されていた29歳の小学校教師の男が、女子中学生に対する暴行などの疑いで再逮捕された。
再逮捕されたのは、稲城市の小学校に勤務する教師・大塚友意容疑者(29)。
大塚容疑者は2010年1月、帰宅途中の女子中学生のあとをつけて、中学生の自宅に侵入して暴行し、けがをさせた疑いが持たれている。
大塚容疑者は6月、八王子市のアパートに暴行目的で侵入したところ、近所の住民に現行犯逮捕されていて、大塚容疑者のDNA型が、今回の事件現場に残されていたDNA型と一致したことから、警視庁は16日、大塚容疑者を再逮捕した。
大塚容疑者を現行犯逮捕した男性は「(女性が)帰ってきて、ドアの閉める音がして、目を向けたら、犯人というか、男の人が階段を上がる女性を下から見ていたので、おかしいなと。『今捕まえないと』と思って」と話した。
調べに対して、大塚容疑者は「小学校の高学年を担当し、ストレスがたまり、自らの身勝手な性欲にまかせてやってしまった」と供述しているという。
大塚容疑者の自宅からは、ほかの女子児童に対するわいせつ行為を撮影したビデオが押収されており、警視庁は、20件ほどの余罪があるとみて、調べを進めている。
(07/16 12:53)