鑑定士　りゅうのブログ

皆さん、たくさんのご心配メールやコメントありがとうございます＾＾

辞めようと悩んだけど、そんな声で続けていく気持ちが固まりました。

正直、ボイスでつぶやいた本音に
あんなに反応があると思いませんでした。

色々なことが重なりました。

この2年以上にわたっての両親の熟年離婚騒動。
別居の上に双方が私を通じてしか連絡しないので
メッセンジャー役にもストレス。

それについに限界がきたのが土曜日、日曜日。

ストレスから土曜日に高熱。
そして、父と大げんか。
いい加減にしろと。

母にも「何年結論を出さないで、どれだけ人を巻き込むのか」
と電話。

その夜、私が部屋で寝ていたら、ずっと使っていなかった
父のクラッシックギターの3本目の弦が切れた。
びーんと音を立てて。

その頃の私は怒りと悲しみでいっぱい。
なぜ、お金の話ばかりで、本質を観ようとしないんだ！！！
と。。。

日曜日に母が決断した。

「もうお金はどうでもいいから離婚届を提出する」
と。

部屋を出たら、私と喧嘩している上に母から
最終通告された父がうなだれていた。

なんだか、どうでもよくなった。

ただ「お父さん、辛かったね。
頑張ったよね」と抱き寄せた。

父が泣いた。
「辛いよ。。。
どうしてこんな簡単なことに気が付かなかったんだろうな。。。
理屈なんかじゃなくてただ家族を抱きしめれば良かっただけ
なのに。
俺はそんなことにこの年まで気が付かなかった。。。」

だけど、2年間のバトルには決着が付き
板挟みで苦しんだ私は大喜びではないけど
心底ほっとしてます。

その日曜日、友人からも電話が入った。

「バイオリンの弦の3本目が切れて気になったから電話したんだけど」
って。

父のギターと友人のバイオリンの弦がなぜ
同じタイミングで切れたのか分からない。

もう争いはたくさんだっていう私のSOSだったのかも
しれない。

離婚後、父は標語を書いた。
「目指せ、頼りない父親！」
完璧な家庭、理想像を求めすぎた、強がってかっこつけた結果
夫婦は破綻した。
その戒めとして思ったそうだ。。。

私は私で
「目指せ、頼りない鑑定士！」
と思っています。

完璧でありたい
そんな無理な目標を掲げたのがそもそも間違いで
私がくじけたとき、いつでも助けてくれる元依頼主さん
友人達、読者さんがいて
私が強くないことなんかお見通しなのに
何を1人で馬鹿な理想を掲げていたんだろう。

今回、どん底まで落ち込んで逆に良かった。

同業者さんからまで
「理想像としているから、エゴだけど、辞めないでください」
といったメールまでいただいたし
自分を必要としてくれる人達がいっぱいいいるんだと
自分の能力を肯定もできたから。。。


私の泣いたり笑ったりに付き合ってくれる友人達
読者さん、依頼主さん、どうもありがとう。

こんな頼りない私のために心配してくれて
本当にありがとうございます。

頼りない鑑定士　りゅうはこれからも頼りないけど
頑張りますので、よろしくお願いいたします。

りゅう