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探査機はやぶさ人気に沸く”誕生の地”相模原、来場者続々/神奈川

2010年7月18日

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はやぶさの模型を観察する来場者=相模原市中央区の市立博物館

はやぶさの模型を観察する来場者=相模原市中央区の市立博物館

 小惑星探査機「はやぶさ」が6月に帰還したことを受け、”誕生の地”である相模原市が宇宙ブームに沸いている。はやぶさ帰還を描いた映画を上映する市立博物館(中央区高根)には、全国から来場者が押し寄せている。はやぶさが持ち帰り、同館で今月末に全国初公開となるカプセルについても問い合わせが殺到。4月に政令指定都市に移行した相模原市は「シティーセールスにつなげたい」と、追い風に期待を寄せる。

 映画は、帰還が話題になった6月だけで約5千人が観賞。平日でも定員210人の席がぎっしり埋まり、満員御礼が続く。「開館以来、こんなことは初めて」と市立博物館はうれしい悲鳴を上げる。好評を受け、今月16日までだった上映を8月31日まで延長することを決めた。

 宇宙関連のイベントも相次ぐ。市は、市内に研究機関のある宇宙航空研究開発機構(宇宙機構)と今月1日、山崎直子さんら宇宙飛行士の講演会を開いた。事前に用意した500人分の入場チケットが、配布開始とともに終了するほどの人気だった。

 30、31日には市立博物館で、小惑星「イトカワ」の微粒子を持ち帰ったことが期待されるカプセルが展示される。宇宙機構相模原キャンパス(中央区由野台)の一般公開の一環。同館は「全国から宇宙ファンが多く訪れるだろう」と万全の準備を進めている。

 「宇宙のまち」として、相模原市は1987年から宇宙機構の研究施設のある全国の自治体と友好関係を結び「銀河連邦」としてイベントなどを開催してきた。

 今回の盛り上がりについて、市渉外課は「着実に取り組んできてよかった」と話す。加山俊夫市長は「市の魅力発信に関して、キーワードの一つに『宇宙』を掲げ、宇宙機構とのさらなる連携を図りたい」と意欲を見せている。

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