「新日本」(19日、北翔クロテック月寒ドーム)
IWGPヘビー級選手権で、前王者・中邑真輔(30)は王者・真壁刀義(37)に敗れ、奪冠はならなかった。
シビアかつ多彩な足技で序盤から飛ばし、真壁のボディーを破壊した中邑だが、王者の意地の前に暗転。それでも「また立ち上がって歩けばいい。そしたら道はできるだろう」と、落ち込むヒマはないと言わんばかり。「変わったよね、新日本。なびいてたまるか。中邑真輔として生き通してみせる」と、いまや少数派のストロングスタイルを貫いていく。
(2010年7月19日)