Firefox 3.6 セキュリティアドバイザリ

重要度の区分け:

  • 最高: 任意のコードを実行したり、ソフトウェアをインストールすることが可能な脆弱性で、通常のブラウジングの範囲を超えるユーザの操作を必要としないもの
  • : ユーザが訪れた他のサイトから機密データを集めたり、それらのサイトにデータやコードを注入することが可能な脆弱性で、通常のブラウジングの範囲を超えるユーザの操作を必要としないもの
  • : デフォルトではない特殊な設定を行った場合のみ攻撃可能であったり、複雑な操作や思いも寄らない手順を必要とする点を除けば、「高」または「最高」に分類されるであろう脆弱性
  • : サービス妨害 (DoS) 攻撃、少量のデータの漏えい、なりすましなど、比較的重要でないセキュリティ脆弱性 (SSL 利用サイトの検知不可能な偽装は、たいていの場合、他のサイトで入力されるはずの機密データを盗み取るために利用されるため、「高」に分類されます)

Firefox 3.6.7 で修正済み

この項目は準備中です。

Firefox 3.6.4 で修正済み

MFSA 2010-33
Math.random() を使用したサイト間でのユーザトラッキング
MFSA 2010-32
Content-Type: multipart 設定時に Content-Disposition: attachment が無視される
MFSA 2010-31
focus() の挙動がキーボード操作の注入もしくは漏えいに使用される
MFSA 2010-30
XSLT ノードの並べ替えにおける整数オーバーフロー
MFSA 2010-29
nsGenericDOMDataNode::SetTextInternal におけるヒープバッファオーバーフロー
MFSA 2010-28
プラグインインスタンス間での解放済みオブジェクトの再使用
MFSA 2010-26
メモリ破壊の形跡があるクラッシュ (rv:1.9.2.4/ 1.9.1.10)

Firefox 3.6.3 で修正済み

MFSA 2010-25
スコープの混同による解放済みオブジェクトの再使用

Firefox 3.6.2 で修正済み

MFSA 2010-24
XMLDocument::load() による nsIContentPolicy のチェック不足
MFSA 2010-23
画像ソースの mailto: URL へのリダイレクトによってメール編集画面が開かれる
MFSA 2010-22
NSS の更新による TLS 再交渉指示への対応
MFSA 2010-20
URL の強制ドラッグ&ドロップによるクローム特権昇格
MFSA 2010-19
nsPluginArray におけるダングリングポインタの脆弱性
MFSA 2010-18
nsTreeContentView におけるダングリングポインタの脆弱性
MFSA 2010-16
メモリ破壊の形跡があるクラッシュ (rv:1.9.2.2/ 1.9.1.9/ 1.9.0.19)
MFSA 2010-15
非同期認証プロンプトが別ウィンドウに表示される
MFSA 2010-14
キャッシュされた XUL スタイルシートを通じたブラウザクロームの改変
MFSA 2010-13
画像の先読みによるコンテンツポリシーの回避
MFSA 2010-12
ラップされたオブジェクト上で addEventListener と setTimeout を使用することによる XSS
MFSA 2010-11
メモリ破壊の形跡があるクラッシュ (rv:1.9.2.2/ 1.9.1.8/ 1.9.0.18)
MFSA 2010-10
プラグインと保護されていない Location オブジェクトを通じた XSS
MFSA 2010-09
multipart/x-mixed-replace 形式の画像における削除されたフレームの再使用
MFSA 2010-08
WOFF の整数オーバーフローによるヒープ破損

Firefox 3.6.1 のリリースはありません。

Firefox 3.6 で修正済み

MFSA 2010-05
SVG ドキュメントとバイナリ Content-Type の使用による XSS
MFSA 2010-04
window.dialogArguments がクロスドメインで読み取り可能なことによる XSS
MFSA 2010-03
HTML パーサの誤ったメモリ解放によるクラッシュ
MFSA 2010-02
Web ワーカーの配列処理におけるヒープ破損
MFSA 2010-01
メモリ破壊の形跡があるクラッシュ (rv:1.9.1.8/1.9.0.18)