ヘッドラインニュース
【県内】口蹄疫・東国原知事が種牛問題で嘆願書提出
2010年07月13日
口蹄疫対策で処遇が問題となっている民間の種牛について東国原知事は農水省に出向き山田大臣に種牛を殺処分しないよう求める嘆願書を提出しました。
種牛は高鍋町の農家の牛で口蹄疫ワクチンを接種しておらず、国は殺処分をするよう求めています。
これに対し、東国原知事は「種牛は宮崎の畜産の再興に必要な牛で、農家から無償で譲り受け県の種牛として管理したい」と山田大臣に種牛を殺処分しないよう求めました。
しかし、山田大臣は、「ワクチンを接種し家畜を失った農家との平等性を欠き、清浄化もできない」と改めて知事に種牛を殺処分するよう指示しました。
山田大臣は県が指示に応じない場合は、「国による代執行を検討しなければならない」と述べました。
【県内】民間種牛・児湯地区の畜産団体が処分求める
2010年07月13日
一方、民間の種牛の問題をめぐっては、児湯地区の畜産団体などが、法律に基づいた処分を県に求めました。
民間種牛の処分を求めたのは、JA尾鈴畜産組織連絡協議会やJA尾鈴養豚部会など児湯地区の7つの畜産団体です。
要望書を提出した団体の代表は、「ワクチン接種を拒否している種牛の農家は他の場所で種牛以外の牛も飼育していて、口蹄疫の疑似患畜が発生している。
関連農場として種牛6頭を処分すべき」と指摘しています。
一方、県は、農場の管理形態が異なるため関連農場ではないと判断していて、日向市や西都市など県内9つの市からなる県市長会は、種牛を存続させるべきとの意見で一致してます。
【県内】民間の種牛問題・県議会で質疑
2010年07月13日
口蹄疫対策で処遇が問題となている民間の種牛6頭について、宮崎県は「種牛は宮崎の畜産の再興に欠かせない」として県が管理していく考えを県議会に示しました。
きょう開かれた県議会の環境農林水産常任委員会では、県側から、現在、県が保有している種牛は5頭しかおらず、畜産を復興させるため、民間の種牛を存続するよう、国に要望を行っているとの報告がありました。
また、種牛の存続にあたっては、抗体検査を実施したうえで、県所有の種牛として管理すると説明しました。
議員からは、「民間種牛は、存続に値する資質があるのか?「国に例外措置を求めることに法令的な問題はないのか?」といった意見が出されました。
県は、きょうの知事と国との協議を見守りたいとの姿勢を示しました。
【県内】JAが経済復興支援金を商工団体に贈呈
2010年07月13日
県内の商工団体への支援です。
JAグループ宮崎は、口蹄疫による影響が農家だけでなく、広く、商工業者にも及んでいるとして、経済復興支援金を、県内の商工団体に贈りました。
この支援金は、口蹄疫の影響で、経営が厳しくなっている県内商工業者を支援しようと、JAグループ宮崎が、県内2つの商工団体に贈りました。
きょうは、JA宮崎中央会の羽田正治会長が、「相互扶助の精神でお互いに頑張りましょう。
地域経済の復興に役立ててください」と挨拶し、経済復興支援金250万円をそれぞれ、県商工会議所連合会の清本英男副会頭と、県商工会連合会の中下和幸副会長に渡しました。
清本副会頭は、「口蹄疫を1日も早く終息させ、農業、商工業ともに、一日も早く元気になるよう、力を合わせていきましょう」と、お礼の言葉を述べていました。
【県内】宮崎県・50億円の口蹄疫緊急対策
2010年07月13日
宮崎県の臨時議会が、今月20日から22日まで、開かれることが決まりました。
臨時会では、5度目となる口蹄疫の緊急対策として、総額およそ50億円の補正予算案が提案されます。
臨時県議会は、今月20日から、3日間の予定で開かれ、約50億円の、口蹄疫対策の補正予算案が、提案されます。
今回の予算では、家畜を処分した農家の経営再建に、約20億円、長期化する消毒ポイントの経費に29億円余りが充てられます。
口蹄疫関連の補正予算は、今回が5回目です。
また、臨時県議会では、先月の定例議会で中止となっていた一般質問が行われますが、今回も県執行部の負担を軽減するため、質問する議員を14人から8人に減らし、質問も、口蹄疫問題に限って行うことにしています。
【県内】綾町で水難事故
2010年07月13日
水難事故のニュースです。
きょう、綾町の本庄川で、高校生が溺れる事故がありました。
きょう、午後1時半ころ、綾町の本庄川で、宮崎市神宮の高校生齋藤弘将さん19歳が溺れ、川に流されました。
警察によりますと、齋藤さんは、昼すぎから友人6人と遊びに来ていて、午後1時ころから、泳いでいたところ、溺れて、川に流されました。
当時、ダムが放流していたため、川は、増水していたということです。
齋藤さんはきょう夕方現場からおよそ200メートル下流で心肺停止状態で川から引き上げられました。
【県内】参議院選挙・松下新平氏に当選証書付与
2010年07月13日
参議院選挙宮崎選挙区で当選した自民党の松下新平氏に当選証書が渡されました。
松下新平氏は、自民党本部への挨拶まわりなどで上京しているため、当選証書の付与式には松下後援会の日高幸広会長が代理で出席し、県選挙管理委員会の川崎浩康委員長から当選証書を受け取りました。
参議院選挙宮崎県選挙区は現職と新人あわせて3人の争いとなり、松下氏が、30万票あまりを獲得し、2回目の当選を果たしました。
【県内】参院選で投票干渉・女3人を逮捕
2010年07月13日
参議院選挙で特定の候補者に投票するよう有権者に強く働きかけていた女性3人が昨夜、公職選挙法違反の疑いで、逮捕されました。
逮捕されたのは、日南市中平野の金丸公子容疑者62歳ら3人です。
金丸容疑者ら3人は先月下旬と今月上旬、参院選の期日前投票で日南市の知り合いの女性2人の手のひらに選挙区・比例区それぞれ特定の候補の名前を書いて投票させた投票干渉の疑いです。
金丸容疑者らは公明党の支援者で今回の参院選での逮捕者は、県内では初めてです。
【県内】インターハイ!V奪回へ延岡学園バスケ部
2010年07月13日
スポーツです。
沖縄インターハイは、今月29日に開幕します。
活躍が期待される、延岡学園男子バスケット部を紹介します。
高校バスケは実力伯仲の戦国時代到来です。
全国第1シードの宮崎代表、延岡学園。
常に全国大会で上位に入る強豪チームです。
2005年、2008年と、高校日本一になり、去年は、惜しくも全国2位。
今年は、2年生を中心とするチームで、高校バスケの頂点を目指します。
圧倒的なパワーを誇る、セネガル人のエリマン!スピードとテクニックで相手を翻弄する、ベンドラメ礼生。
そして地元延岡出身の岩田大輝、チームの精神的な柱です。
岩田は、小学校時代から全国大会を経験、中学3年のときには、U‐15の日本代表にも選ばれました。
この日の練習は、実業団バスケで活躍していた選手や、bjリーグの選手などでつくったドリームチームと対戦しました。
試合は、終始、相手チームがリード!しかし、延岡学園も一時同点に追いつきます。
岩田が得意とする、回転しながら選手の隙間をぬってポイントを決める、「スキマスイッチ」。
デイフェンス陣との身長差をもろともしません。
延岡学園はドリームチームには及ばなかったものの、すばらしい試合を見せました。
後輩たちと対戦した、延岡学園OBのbjリーグのプロ選手は「九州大会で優勝しただけあって個々の能力が高い、インターハイでも優勝してほしい」とエールを送りますプロの先輩も太鼓判を押す、延岡学園バスケ部。
去年の雪辱なるか?2年ぶりの監督の胴上げを目指して、インターハイに臨みます。
【県内】新日鉄音楽賞・青木賢児さんが特別賞受賞
2010年07月13日
日本の音楽文化の発展に大きな貢献をしたことが評価され、宮崎国際音楽祭を育てた県立芸術劇場理事長の青木賢児さんに新日鉄音楽賞が贈られました。
この音楽賞は、将来を期待される若手演奏家や、音楽文化の発展に貢献した人を新日鉄が表彰していて今年で20回目を迎えます。
今回は、宮崎県立芸術劇場の理事長、青木賢児さんが特別賞に選ばれ、新日鐵の三村明夫会長から賞状とトロフィーが贈られました。
宮崎市出身の青木さんは、NHK交響楽団の理事長を経て、1993年に県立芸術劇場の館長に就任。
バイオリンの巨匠、故・アイザックスターンさんを招いて、宮崎国際室内楽音楽祭、現在の宮崎国際音楽祭を創設。
世界に名だたる音楽家と交流を深め、世界的なオーケストラの公演を行うなど長年に渡って宮崎の地域文化の向上に尽くしてきました。
青木さんは、文化を育てるのは地域のエネルギー、今後も宮崎の文化の発展に尽くしたいと意欲をみせていました。
【県内】都城市に企業が工場増設
2010年07月13日
都城市に進出している鶏卵の選別やパック詰めを行う企業が工場を増設する事になり立地調印が行われました。
工場を増設するのは「フュージョン株式会社」で都城市役所で行われた調印式では長峯市長とフュージョンの赤木八寿夫社長がそれぞれ立地調印を交わしました。
フュージョンでは都城市高城町の工業団地に新たに工場を造ります。
来年6月に操業を始める予定で、地元を中心に23人を雇用します。
【県内】「夏つばき」えびの高原に夏の訪れ
2010年07月13日
えびの高原に本格的な夏の訪れです。
夏つばきが行楽客の目を楽しませています。
夏つばきは別名「シャラの木」とも呼ばれ仏教界では悟りを開く木として大事にされています。
夏ツバキはえびの高原の旧露天風呂近くの沿道付近で多く見られます。
今年は例年に比べ、蕾が多く今月いっぱいは楽しめそうです。
【県内】延岡新港で水難救助訓練
2010年07月13日
夏休みを前に延岡市では、水難救助訓練が行われました。
訓練には、延岡消防署の隊員など15人が参加、延岡新港から車が転落、女性1人が救助を求め、男性1人が行方不明になったという想定で行なわれました。
通報で駆けつけた救助隊員は、直ちに救命ロープ発射銃を使用し、女性を無事救助、また、ダイバー2人が潜水し、水深5mの海底に沈んでいる男性を迅速な動きで引き上げていました。