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マッチ感涙…デビューからの30年間が脳裏に

 デビュー30周年記念コンサートツアーを展開中の近藤真彦が、46歳の誕生日を迎えた19日、鹿児島市民文化ホールで公演した。バースデーライブは26年ぶり。「思い出の地方都市を中心に」と回ってきたツアーは第1弾の最終日を迎え、新たに15都市での追加開催を発表。口蹄疫騒動で揺れる宮崎市も9月29日に訪れることになった。

 人一倍強がりなマッチが泣いた。本編ラストの25曲目。2月に発売した「恋 ざんばら」を歌う前、感謝の言葉であいさつ中に「これ以上、話しているとヤバイ」と言葉を詰まらせ、真っ赤になった目を押さえた。

 歌手でつかんだ栄光、レーサーに転身してからの苦労と活躍、その裏での肉親の悲劇、05年まで中断した音楽活動…。ステージで喝采を浴びながら30年間のさまざまな場面が脳裏をよぎったようだ。

 全国ツアーは21年ぶり。4月10日の岐阜・多治見公演を皮切りに、デビュー当初に公演した地方都市ばかり15カ所を回ってきた。20年以上訪れていない場所でも、変わらない温かい声援で迎えられ「まだまだ応援してくれる人がいることが身にしみた。(音楽活動を中断していた時期もあったが)5年前、歌手に戻って本当に良かったな〜と思う」と思いを募らせていた。鹿児島は思い出深い土地で、80年に予定した公演は記録的暴風雨のため中止になっている。

 この日は誕生日も重なった。バースデー公演は20歳の時に日本武道館で開催して以来。かつて「たのきんトリオ」を組んだ野村義男(45)が駆けつけ、約2000人の観客からも万歳三唱の祝福を受けた。

 86年11月に42歳だった母親を交通事故で亡くしており「何が起きるのか分からないのが人生。自分も(母親と同じ)42歳を超えられないのではと思っていたが、46歳を迎えることができた」という。だから「50歳まではとにかく全力投球で突っ走りたい」と決意を新たにした。

 熱いファンへの“恩返し”は忘れない。第2弾ツアーの開催地には宮崎市を入れた。18日に外出自粛を求めた宮崎県の非常事態宣言が解かれたのを受け、急きょ決定。近藤は「少しでも僕ら世代の人たちを元気づけるお手伝いができれば」と話す。15カ所を追加し、記念イヤーと同じ30の都市を回ることになる。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年07月20日 ]

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