2010年7月7日 9時42分 更新:7月7日 9時55分
偽造1万円札をパチンコ店で使ったとして兵庫県警兵庫署は6日、神戸市兵庫区の私立高校3年の少年(17)を偽造通貨行使容疑で逮捕した。「自分で偽札を作った」と容疑を認めているという。
容疑は6日午前10時5分ごろ、同区羽坂通4のパチンコ店でパチスロのコインを購入するため、偽札を機械に投入したとしている。
同署によると少年は、偽札が受けつけられず機械に取り込まれたため逃走、自宅から「偽札を見つけた」と110番した。自宅で同署員に偽1万円札1枚を示したが、事情を聴いているうちに「自分で作った」と認めた。同じ記番号の本物の1万円札が自宅にあり、店で使われた偽札も同じ記番号だった。同署は通貨偽造容疑でも調べる。【米山淳】