連続ひったくりなどで男２人を逮捕　大阪・守口、東淀川両署

　大阪府内で女性を狙ったひったくりを繰り返したとして、守口、東淀川両署は２０日、窃盗容疑などで、いずれも同府東大阪市の無職、笹裕幸（４５）と大山義明（５８）の両容疑者を逮捕、送検し、捜査を終結したと発表した。被害は１８〜８５歳の女性計４０人で総額計約４００万円に上るという。

　守口署によると、２人は共謀し、昨年１０月から今年２月までの間、大阪市や守口市など府内１１市で、通行人の女性から自転車で追い抜きざまにバッグを奪うなどの手口で、ひったくりを繰り返していたとされる。

　調べに対し、２人は「遊ぶ金がほしかった。女性相手なら逃げ切れると思った」などと容疑を認めているという。

　２人が盗んだバッグに入っていたクレジットカードを使用して現金を引き出し、東大阪市内の量販店で貴金属を購入していたことが分かり、守口署などが今年２月に逮捕していた。