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7月16日より本日までの4日間、早稲田大学国際会議場井深大記念ホールにて、第20回日本バイ・ディジタルO-リングテスト医学会・第10回国際シンポジウムが開催されました。
1991年にバイ・ディジタルO-リングテスト医学会が設立され、1993年にSONY創始者井深大さんの協力で、本大会と同じここ井深大記念ホールで第1回国際シンポジウムが開催されたのです。
第1回目の学会から、毎年必ず出席し発表してきた私も、20年間続けてこのO-リングテストやってきたことをあらためて振り返ると感慨深いものがあります。

現在も、決してスタンダードの医学として認められているわけではないのですが、本大会で多くの会員の皆様の発表を聴いて、あらためて現代医学ではできない、O-リングテスト医学にしかできない医療があることを再認識しました。

この20年、O-リングテストも当初の悪いところが開く・開かないの世界から、医学体系として大きく進化しており、また今回の多くの文化人の講演にもあったように、将来はORT文化として発展することまで考えられるようになりました。

井深大さんは第1回国際シンポジウムの時はご健在で、このO-リングテストについての次のような提言をされていました。
「我々にはパラダイムシフトが必要なのです。バイ・ディジタルO-リングテストはその可能性を見せてくれています。測定器を人間に求めた発送の転換、しかもそこから出てくる情報の数々は、最新の科学装置でさえ、掴まえることができません。また“心”や“気”の作用があることを含め、多くの事象が相互に関係しあっていることも、バイ・ディジタルO-リングテストは教えてくれます。我々は、科学の所産である機械に頼りすぎ、大事なものを見落としていたのです。・・・・・・」
あれから20年、そのメカニズムはまだ解明できていませんが、本学会においてたくさんの臨床データは積み上げることができました。
難治性疾患が増え、統合医療が求められる時代になった今こそ、井深大さんの提言のように、バイ・ディジタルO-リングテストがいよいよ幅広く活用される時代がやってきたといえるのではないでしょうか。


今回は、医学会20周年・国際大会10回の記念大会として、「リングとスパイラルの科学」「鍼灸治療におけるO-リングテストの現状と可能性」「O-リングテストで可能になった東西医学の融合」「口腔と全身をつなげるO-リングテストの展望」「見えないものを科学する」といったいくつかのシンポジウムを通じて、体系的にO-リングテストを学ぶ学術大会となりました。
海外10カ国からの参加者もあり、各国でのO-リングテストの研究および臨床例を発表されました。歯科医師の先生も数名参加されていました。

昼間のプログラム終了後および18日日曜日は市民公開講座も開催され、一般の方々もO-リングテストの実技と最新情報を学ぶことができました。

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私の今回の出番は、日曜日の市民公開講座での《O-リングテストの医学的応用》のセッションでした。学術発表と言うよりも市民への解りやすいO-リングテストの啓蒙でしたので、『オーラル・エコロジーとバイ・ディジタルO-リングテスト』と題して、お口の中の環境問題と地球の環境問題を照らし合わせ、O-リングテストを用いていかに健康を維持・増進していくことができるかについてお話しました。
(写真:講演後創始者の大村教授より素敵な記念のたてを頂戴しました。)

このセッションでは、鍼灸師、獣医師、薬剤師、医師、歯科医師がそれぞれの分野でのO-リングテスト活用方法を述べられましたが、FIFAワールドカップにおける鍼灸治療でのO-リングテスト応用や最新のがん診断におけるO-リングテスト応用など、私も興味深く拝聴しました。

また市民公開講座にて、O-リングテスト医学会には素晴らしい女性サポーターが多いことを知りました。
今野由梨さん、下村満子さん、湯川れい子さん、そして鳩山幸さん・・・
女性の力は強い!



さて、4日間どっぷりとO-リングテストの世界につかりましたが、これらを整理し、いかに歯科臨床に取り入れていくかが課題です。

もちろん、O-リングテストは「場」の医学であるという講演に学び、テストをしながら患者さんとの交流を持って治癒力を生成していくという姿勢を、これからも大切にしていきたいと思います。

そして、下津浦大会長がお話されたように、プラスのO-リングテストの輪(和)が広がって、人間の健康だけでなく地球の健康(平和)へとつながっていくことを願います。