18日午後8時ごろ、愛知県大治町砂子の会社員、斉藤英明さん(25)方の庭で、友人ら十数人がバーベキューを準備中、別の男性が炭の火力を強めようとジェル状着火剤をコンロに注入したところ、火のついたジェルが飛び散った。火は同町三本木の高屋麗魅香さん(22)の衣服に燃え移り、高屋さんは上半身を大やけどし意識不明の重体。
愛知県警津島署によると、ジェル状着火剤は火をつける前に木などに塗ってから使用するもの。引火しやすく、直接火の中につぎ足すと危険という。【稲垣衆史】
毎日新聞 2010年7月19日 東京朝刊