府内の大型工事２週間遅れ　生コンストで

大阪府の生コン業者の労働組合がストライキを行っている影響で、「梅田北ヤード」などの工事に大幅な遅れが発生している。ＪＲ大阪駅北側の再開発地域「梅田北ヤード」や阿倍野地区の再開発工事で大阪府内の生コンクリート業者が工事に携わっているが、労働組合がストライキを行っている影響で関係する工事の８割に２週間以上の遅れが出ているという。ストライキは今月２日から始まり、大阪府内の業者の７割にあたる約８０社が参加している。生コンクリートの製造には特殊な技術や機械が必要で一般の業者では扱うことができない。また、コンクリートが生モノのため、遠方地域から取り寄せることもできず、大手ゼネコン関係者は「早くストを終えてほしい」と話している。(07/20 12:10)