最終更新：2010年7月20日(火) 12時8分
ＴＯＥＩＣ委託会社、所得隠し指摘される
英語検定試験、ＴＯＥＩＣの業務運営を委託されていた会社が、東京国税局に１億円を超える所得隠しを指摘されていたことがわかりました。
所得隠しを指摘されたのは、ＴＯＥＩＣを実施・運営する、財団法人「国際ビジネスコミュニケーション協会」の業務委託先である、「ＩＣＳ、国際コミュニケーションズ・スクール」です。
ＩＣＳは委託を受けてＴＯＥＩＣの普及活動や会場の設営を行っていましたが、関係者によりますと、不適切に経費を計上していたとして、去年３月期までの数年間に１億円を超える所得隠しを指摘されました。追徴税額は重加算税などを含め、およそ３０００万円に上るということです。
ＩＣＳは、「正しい税務申告ができたと認識しているが、指摘があった部分は修正申告しました」とコメントしています。（20日11:13）