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2010年7月19日(月) 19:15 |
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高齢化の進む療養所にも元気を
ハンセン病の国立療養所、大島青松園がある高松市の大島も芸術祭の舞台になっています。 大島の歴史や文化をアートを通じて伝えていこうという取り組みが行われています。
高松市庵治町沖に浮かぶ大島です。 大島ではハンセン病に対する差別や偏見について理解を深めてもらおうとツアーが組まれています。 ツアーで最初に訪れるのは2000人を超える入所者の遺骨が納めらている納骨堂です。 大島青松園の入所者は、かつて入所者の遺体の解剖が行われていたと訴えました。 悲惨な歴史も含めて知ってもらおうと、ギャラリーに展示しています。 ギャラリーでは、強制隔離されていた入所者が使っていた生活用品も展示さています。 また、カフェでは入所者が作った大島焼きのカップでお茶が出されます。 長引いた絶対隔離政策で苦しめられた入所者の歴史や文化を発信したい、そんな想いが込められています。
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