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2010年7月19日(月) 19:15 |
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シャインマスカット、大消費地へ
シャインマスカットという新たな品種のぶどう栽培が岡山県内でも進んでいます。 糖度が高く種無しのシャインマスカット。 倉敷市船穂町でも収穫が始まり、初めて、大消費地に出荷されました。
シャインマスカットは、大粒で種が無く皮ごと食べられ糖度が高いのが特徴です。 倉敷市船穂町です。 マスカット・オブアレキサンドリアの産地として有名ですが、ここでも近年シャインマスカットの生産に力を入れています。 佐々木靖正さんの畑です。 先週から収穫を始めました。 葡萄畑の3分の1でシャインマスカットを作っていて、今年は3000房程度の収穫を見込んでいます。 佐々木さんのシャインマスカットは、先週48房が収穫され、大阪と東京へ出荷されました。 東京市場では24房が取引され、大手のデパートが全て買い取りました。 このデパートの話では、船穂産のぶどうは客に好評だということです。 今回のシャインマスカットには、1房、1万500円の高値が付けられましたが、すでに3分の2が売れました。 シャインマスカットの生産は全国に拡がっていて、産地間競争も厳しくなっていますが、良質のマスカット・オブ・アレキサンドリアを作り続けている実績がある船穂町の挑戦に、今、全国市場が注目しています。 現在長野県が1番の生産量で、岡山県は2番手ですが、岡山県内でも面積はぶどう全体のわずかに0.1%。 これからの葡萄です。 岡山・香川市場にも出てくるということですが、今も良質の商品を目指して研究が続けられています。
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