帰国者に「デング熱」増加 夏の海外旅行前に注意呼びかけ
7月20日1時18分配信 産経新聞
海外からの帰国者に「デング熱」の感染者が増えている。10年前には年10人程度だったのが、最近は100人前後で推移。今年も7月15日時点ですでに64人の感染者が確認されている。死亡するケースもあるだけに、夏の海外旅行シーズンを前に厚生労働省では注意を呼びかけている。
デング熱は、デングウイルスを持つ蚊を媒介して感染する。2〜15日の潜伏期間を経ての急な発熱が特徴で、その後、38〜40度の高熱が5〜7日間続き、激しい頭痛や関節痛なども伴う。
まれにだが、皮下や歯ぐきから出血するデング出血熱を発症し、死亡するケースもある。大人よりも子供の方が発症することが多く、特に注意が必要だ。ワクチンや治療薬はなく、「蚊に刺されないようにすることが唯一の予防策」(厚労省)という。
流行がみられるのはアジアや中南米、アフリカなど熱帯・亜熱帯地域。世界では毎年約5千万人が発症している。帰国者の感染報告が増加している理由は、世界的に感染地域が広がっているためとみられる。今年は特にインドネシア(バリ島など)からの帰国者に感染が多いという。
国内でも1940年代に流行したことがあるが、現在は国内にデングウイルスを持つ蚊はいないとされ、患者も発生していない。
厚労省は「国内では発生していない感染症も海外では大きく流行していることがあり、事前に十分な情報収集をしてほしい」と話している。
【関連記事】
・ シンガポール格安便が就航 関空、片道1万4千円
・ 夏休み旅行は安さ優先? 国内「割引」 海外「円高」追い風
・ 夏休みの旅行者数、2年前の水準回復へ JTB調べ
・ 海外旅行…治安は大丈夫? 外務省HP「危険情報」賢く利用を
・ 【主張】海外旅行 狂犬病の怖さも忘れるな
・ おごれる人も久しからず… 民主党が敗北
デング熱は、デングウイルスを持つ蚊を媒介して感染する。2〜15日の潜伏期間を経ての急な発熱が特徴で、その後、38〜40度の高熱が5〜7日間続き、激しい頭痛や関節痛なども伴う。
まれにだが、皮下や歯ぐきから出血するデング出血熱を発症し、死亡するケースもある。大人よりも子供の方が発症することが多く、特に注意が必要だ。ワクチンや治療薬はなく、「蚊に刺されないようにすることが唯一の予防策」(厚労省)という。
流行がみられるのはアジアや中南米、アフリカなど熱帯・亜熱帯地域。世界では毎年約5千万人が発症している。帰国者の感染報告が増加している理由は、世界的に感染地域が広がっているためとみられる。今年は特にインドネシア(バリ島など)からの帰国者に感染が多いという。
国内でも1940年代に流行したことがあるが、現在は国内にデングウイルスを持つ蚊はいないとされ、患者も発生していない。
厚労省は「国内では発生していない感染症も海外では大きく流行していることがあり、事前に十分な情報収集をしてほしい」と話している。
【関連記事】
・ シンガポール格安便が就航 関空、片道1万4千円
・ 夏休み旅行は安さ優先? 国内「割引」 海外「円高」追い風
・ 夏休みの旅行者数、2年前の水準回復へ JTB調べ
・ 海外旅行…治安は大丈夫? 外務省HP「危険情報」賢く利用を
・ 【主張】海外旅行 狂犬病の怖さも忘れるな
・ おごれる人も久しからず… 民主党が敗北
最終更新:7月20日1時18分
Yahoo!ニュース関連記事
- 「デング熱」ご用心 夏だ!海外だ!…その前に情報収集(産経新聞) 7月20日 7時55分
- 帰国者に「デング熱」増加 夏の海外旅行前に注意呼びかけ (産経新聞) 7月20日 1時18分
ソーシャルブックマークへ投稿 0件
この話題に関するブログ 2件
関連トピックス
主なニュースサイトで デング熱 の記事を読む
この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます
- 33億円の大統領専用機飛べず=操縦士が訓練不足―ボリビア(時事通信) 17日(土)5時57分
- 「もう動けない」 スニーカーで富士山に挑んだ男性の呆れた“衝動”[photo](産経新聞) 18日(日)14時15分
- 人気LED電球の意外な落とし穴 「暗い」「重い」「切れる」と苦情[photo](J-CASTニュース) 18日(日)10時12分