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マッチ「赤西よ、やるだけやってこい!」愛の“ケジメなさい”

7月20日8時0分配信 スポーツ報知

 デビュー30周年記念ツアーを開催中の歌手・近藤真彦が46回目の誕生日となった19日、鹿児島市民文化ホールでツアー前半戦の最終公演を行った。ジャニーズ事務所の“長男”として、KAT―TUNからの脱退が決まった赤西仁(26)に「やるだけやってこい!」と呼びかけ、米国挑戦を決意した後輩にエールを送った。また、ツアー後半戦では、口蹄(こうてい)疫によるイベント自粛などの「非常事態宣言」が解除されたばかりの宮崎で公演することを急きょ、決定した。

 事務所所属のタレントでは最年長の“ジャニーズの長男”が、鹿児島から赤西、そしてKAT―TUNを激励した。

 単身、海外挑戦を決意した赤西は、自動車レースに打ち込んできた自分の姿に重なった。「オレも人のことが言えないくらい好きなことをやってきた。ルールさえ守れば事務所は認めてくれるから」。米国進出について「先輩たちも打ちのめされて帰ってきたのがほとんどだし、そんなに簡単なものじゃないのは本人が一番、分かってるでしょ」と指摘しつつ、「チャレンジ精神はすごく買っているので…やるだけやってこい!」と、声を張り上げた。

 また、残されたKAT―TUNの5人のメンバーへの気遣いを忘れなかった。「それなりに思うところもあると思うけど、力を合わせて今まで以上にパワーアップしてほしい」。森且行がオートレーサーを目指して脱退したSMAPという好例がある。「1人が抜けて好きな世界で成功したのを見守ってあげて、飛躍したんだから」とエールを送った。

 この日は全国15か所15公演をこなしてきたツアー第1弾の最終日。約2000人のファンを前に、ヒット曲を中心に28曲を披露した。誕生日とあって「たのきんトリオ」時代からの盟友・野村義男(45)がバックギタリストとして駆け付け、KAT―TUN、V6ら後輩たちはビデオメッセージを寄せた。ファンの大声援に「これ以上話すとやばいかも」と涙を浮かべた。

 ツアー初日に公約として掲げながら「ダメかもしれないと思っていた」という“30周年30か所30公演”も、最終的には30か所34公演にまで拡大した。「今朝、46歳をかみしめながら、ホテルの周りを10キロ走りました。42歳でおふくろが死んだので『オレもひょっとして超えられないかも』とか思ったけど、ここまで来たら50歳まで全力投球します」。4年後の“フィフティー・ブギ”まで、ギンギラギンに突っ走る。


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近藤真彦 鹿児島市民文化ホール ジャニーズ事務所 を調べる

最終更新:7月20日8時0分

スポーツ報知

 
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