愛知県警津島署によると、18日午後8時ごろ、同県大治町砂子の会社員、斉藤英明さん(25)方南側の宅地で、友人ら十数人がバーベキューを準備中、別の男性会社員(27)が炭の火力を強めようとジェル状着火剤をコンロに投入したところ、火のついた着火剤が飛び散った。火は4~5メートル離れた場所にいた同町三本木の無職、高屋麗魅香さん(22)の衣服に燃え移り、高屋さんは上半身を大やけどし、意識不明の重体になった。
同署によると、ジェル状着火剤は、火をつける前に木などに塗ってから使用するもの。引火しやすく、直接火の中につぎ足すと危険という。通常、成分はメチルアルコール。【稲垣衆史】
毎日新聞 2010年7月19日 1時04分(最終更新 7月19日 22時10分)