高木マニア堂
何となく思いついたこと、目についたことをツラツラと…。
223:お面業界も大変だ…
<2009年12月=東スポ携帯サイトより>
21世紀に入ったあたりから、勝手にライフワークの如く続けていることがある。それは「お祭りにおける、お面屋台の撮影」だ。
屋台にズラリと並べられたお面は、その年々によって微妙にラインアップが異なってくる。毎年、撮影を続けていると人気キャラクターの変遷、分布図が一目で分かるのが楽しい。
だが撮影は難しい。お祭り中は大抵、混雑しているから屋台の前に人の姿がないのはマレ。お面を買いもしない中年男が、カメラ片手に屋台の前でウロウロしていると、ダミ声のオジサンに睨まるのがオチだ…。
そんなワケで人ごみにまぎれ、屋台を観察している時間が長くなる。そこでつい、オジサンたちが毎年、導入される新顔たちに悪戦苦闘している姿を観察してしまう。
ズラリと並んだお面の中で、長年、不動のキャラとして鉄板の存在が、日本古来の「ひょっとこ」や「お多福」。初代ウルトラマン、ウルトラセブン、アンパンマン、ドラえもんも不動の地位を確立している。
昔はディズニーキャラもミッキー&ミニーマウス、ドナルドダックあたりを押さえておけばOKだったが、今はスティッチなど新顔も増えている。キティちゃんに代表されるサンリオキャラも同様に増殖を続けている。
毎年、変化がある売れセンは「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)以来の戦隊シリーズ。そしてここ数年、毎年、暴力的な数の新顔が導入され、オジサンたちの悩みの種となっているのが、日曜朝の名物、仮面ライダーとプリ
キュアの両シリーズだ。
いきなり幼児たちに「キュアパッションちょーだい」とか「ボクは仮面ライダーディエンド」と言われて、すぐに「はいよ!」と、指定のお面に手を伸ばせる研究熱心なオジサンは希少種だろう。
それでも私が観察している間、オジサンは「はい、スティッチは600円だよ~」などとダミ声で応対し大健闘。だが、やはり各種ライダーやプリキュアを扱うときは「アレ」「これ」と指差し確認しつつ幼児のリクエストに応えていた。
お面業界も、新顔対策の勉強が大変だ。しばらく経って再び、お面屋台をのぞくと、さきほど売れたばかりのシナモン(byサンリオ)が見事に、上下サカサマとなって補充されていた…。
21世紀に入ったあたりから、勝手にライフワークの如く続けていることがある。それは「お祭りにおける、お面屋台の撮影」だ。
屋台にズラリと並べられたお面は、その年々によって微妙にラインアップが異なってくる。毎年、撮影を続けていると人気キャラクターの変遷、分布図が一目で分かるのが楽しい。
だが撮影は難しい。お祭り中は大抵、混雑しているから屋台の前に人の姿がないのはマレ。お面を買いもしない中年男が、カメラ片手に屋台の前でウロウロしていると、ダミ声のオジサンに睨まるのがオチだ…。
そんなワケで人ごみにまぎれ、屋台を観察している時間が長くなる。そこでつい、オジサンたちが毎年、導入される新顔たちに悪戦苦闘している姿を観察してしまう。
ズラリと並んだお面の中で、長年、不動のキャラとして鉄板の存在が、日本古来の「ひょっとこ」や「お多福」。初代ウルトラマン、ウルトラセブン、アンパンマン、ドラえもんも不動の地位を確立している。
昔はディズニーキャラもミッキー&ミニーマウス、ドナルドダックあたりを押さえておけばOKだったが、今はスティッチなど新顔も増えている。キティちゃんに代表されるサンリオキャラも同様に増殖を続けている。
毎年、変化がある売れセンは「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)以来の戦隊シリーズ。そしてここ数年、毎年、暴力的な数の新顔が導入され、オジサンたちの悩みの種となっているのが、日曜朝の名物、仮面ライダーとプリ
キュアの両シリーズだ。
いきなり幼児たちに「キュアパッションちょーだい」とか「ボクは仮面ライダーディエンド」と言われて、すぐに「はいよ!」と、指定のお面に手を伸ばせる研究熱心なオジサンは希少種だろう。
それでも私が観察している間、オジサンは「はい、スティッチは600円だよ~」などとダミ声で応対し大健闘。だが、やはり各種ライダーやプリキュアを扱うときは「アレ」「これ」と指差し確認しつつ幼児のリクエストに応えていた。
お面業界も、新顔対策の勉強が大変だ。しばらく経って再び、お面屋台をのぞくと、さきほど売れたばかりのシナモン(byサンリオ)が見事に、上下サカサマとなって補充されていた…。
本日の見出し 6番起用に待った!金本4番直訴せよ
- iモード月額:290円(税込)
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