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内閣官房に予算編成の新組織 国家戦略局縮小の代替案

2010年7月18日20時0分

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 政府・与党は、2011年度政府予算案の編成や税制改正の基本方針づくりを担当する新組織を、内閣官房に置く方向で検討を始めた。仙谷由人官房長官、民主党の玄葉光一郎政調会長を中心に政治主導で進めるのが狙い。

 新組織は、予算編成などの「司令塔」役を担うはずだった「国家戦略局」を首相のシンクタンク的な機能に縮小する代わりに設置する。各省からの予算要求や税制改正要望の締め切りは8月末に迫っており、組織の具体的な姿は早急に詰める。

 民主党の細野豪志幹事長代理は18日のフジテレビの番組で「内閣官房の中に、官房長官と政調会長を中心にして予算編成、税の議論などを練る仕組みを作ろうと、いま官邸と議論している」と述べた。菅直人首相も同日、視察先の岐阜県八百津町で「官房長官と政調会長が中心に調整するということは、より政治主導の力は強くなると思っている」と記者団に語った。

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