山形でカブトムシ相撲大会 ちびっこ親方が熱い声援「全国かぶと虫相撲大会」で、木の枝を登る“弟子”のカブトムシと声援を送る“親方”の子ども=19日、山形県中山町 木の枝の土俵でカブトムシを闘わせる「全国かぶと虫相撲大会」が19日、山形県中山町で開かれ、小学生や幼稚園児ら約400人が参加した。“親方”の子どもたちは持ち寄ったり、会場で購入したりしたカブトムシを“弟子”に見立て、真剣勝負に熱い声援を送った。 垂直に立てた高さ約1メートルの木の枝にカブトムシをつかまらせ、根元を棒でたたいて制限時間内により高く登らせた方が勝ち。途中で落ちると負けとなる。「日本の在来種を守りたい」(主催者)として、今年から出場できるのは日本産だけとなった。 弟子たちの熱戦に親からも「がんばれ」「落ちるな」などの応援の声が上がった。 しこ名「カブトくん」で優勝した山形市、小学1年佐藤晟二君(7)は賞品の虫かごを手に「うれしかった」と恥ずかしそうに話した。 【共同通信】
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