2007-06-28 一週間分まとめて日記
■日常
引っ越しも落ち着き、ほったらかしにしていたデータベースの仕事を再開。そうしてると、もろもろの雑務(怒)と論文のお仕事が舞い込む。さらに、オーガ先生から2つの人権侵害の事件について連絡が入る。ひとつは私には特に何もできずただ応援するしかできないのですが、もうひとつの件はがんばってみる!土曜日に直接ご本人に会いにいきます。初めての経験なので緊張…。
司法書士のだーたーさんからとーきがやってきた。税金の減額のため府税事務所へ、キコキコ自転車で…。その後、コープに火災共済の加入しにいくも、銀行印がどれかわからなくなって出直し……。
そして、銀行で印鑑を照合してもらうとき、きしの妻であることを証明するための身分証明書が、きしの健康保険証(私は現在、非難の的「3号」なので)なのがどうも納得いかない…。
☆
部落出身者にたいする結婚差別のとき、どういう反対の仕方が多いかっていうと、「(わしは差別してへんけど)親戚が部落を差別してるから」「(わしは差別してへんけど)世間が部落を差別するから」っていう言い方なの。
反対されたほうも、これにはなかなか反論しづらい。これを「説得力のある反対だ」と思ってる差別する側も、「これを言われるとつらい」と思っちゃう差別される側も、「親戚」や「世間」という言葉に弱い。私は、自分自身がどっぷりそーいう価値観の世界に生きてきたので、「これを言われるとつらい」という気持ちはよくわかる。けど、やっぱりヘンな論理なのだ。「わしは差別してへん」わけねーだろ!!本人はうまく言ってるつもりだろーが、それこそまさに差別だっつーの。
でね、国(日本のことよ)の「(外国人によって)治安に対する不安が国民に広まってるし、取り締まりを厳しくします」という言い方って、上記と同じだと思うの。「日本の国民どもは、『みんなが外国人恐いって言ってるんだから』ってわしらが説明したら、『みんなが言ってるなら』って納得するやろ」とでも思っているのか!?
しかもね、「みんなや国が恐いと言ってるんなら、本当に恐いんだろう」(佐藤裕の言うところのリスク論的な差別ってやつだ)って思う人も出てくると思うねん。すごい偏見のバラマキだと思いませんか!?
↑むかっぱらの立つ点のメインはここではなく、他にもいろいろあるんだが。
でね、フアネス様が(…と、ここで引き合いに出してみる)、来日はしてくれるし「日本は好きだ」って言ってくれたとしても、「日本は南米の人を忌避する国だ」って思ってたら、恥ずかしいというか、悲しいと思いませんか?私は、やだなあ。
☆
いつもお世話になっているかんみんさんから、「性的マイノリティ初の府会議員」として活躍されてる尾辻かな子さんが次の参議院選に「性的マイノリティ初の国会議員」目指して出るから応援よろしくね〜とのメールが。尾辻さんは府下の民族教育にも力を注いでおられたそうです。
もっと国会に、いろんなマイノリティの意見を代表する人がでてきたらいいのにな、と思う(もちろん、うさんくさい「代表」だっているわけだが)。
☆
こないだまで「ヒマだ」と思ってたぐらいなのに…。とかいいながら、昨日はデータベースの仕事の合間にガルシア・マルケス読みはじめて、そのままずーっと読んでた。いやー『百年の孤独』読んでるんですが、ひとつひとつのエピソードがなんか意外なことばかりで面白い。幽霊がでてきたり、ゆりかごが宙に浮いたりするような怪奇現象(?)シーンがけっこうあるんですが、私はこういうの好き。カスタネダのドン・ファンシリーズ(『すばる』のインタビューでフアネス様が好きだと言っていた)も、あまり違和感なく読めたし(←読み物として面白かった。事実かどーかっていう議論はどうでもいい)。
☆
おはぎ、外出する。近所の「塚」に集合する猫たちに驚いたらしく、猛ダッシュで帰ってきた!塚には、耳だけキナコと、三本足ちゃんなど。
今、私の机の上にいます。テンキーのキーボードをふみまくってくれてます。
☆
ほんで、CDツアーの話はどーなったんだってことですが…。待って!