４月７日、大阪梅田歩道橋での「慰安婦デモ」粉砕活動の中でチーム関西のメンバーが逮捕された事は新聞報道などで周知のこ とと拝察致します。
事件自体は非常に遺憾な事であり、私達の活動の社会性や正当性をも否定するインパクトがあり、私達は言い訳するのではなく、真摯に反省しなければならないと考えています。

現在、チーム関西の様々なメンバーが様々な場所で、媒体で、非常に前向きな議論を交わしており、反省の上に立った新 しいチーム関西の姿につながるものと確信しております。

当事者は深く反省し、謝罪し、現在自らを見つめ直しているところです。彼は才能豊かであり、今後、春秋に富んだ人生 を迎える時期でもあります。私達は彼を見捨てること無く、運動や生活面で必要な支援を行い、今回を奇禍とした大きな成長に期待をして おります。

最後に、チーム関西は参加者の皆様の個性と人間性に依拠した大衆運動であり、表現の自由も保障された運動体ですの で、個々を律する力が全体の運動に波及するようになっていく事を願ってやみません。その事の意味を参加者一人一人がお考え下さり、私 も含めて実行して参りましょう。

平成２２年７月１８日
チーム関西代表　荒巻　靖彦