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“姫路のKOキング”3回TKO勝ち

2回、激しく打ち合う金井アキノリと打ち合う松田トモヤ(左)=高砂市総合体育館
2回、激しく打ち合う金井アキノリと打ち合う松田トモヤ(左)=高砂市総合体育館

 「プロボクシング・ライト級8回戦」(18日、高砂市総合体育館)

 デビューから14連続KO勝利の日本記録保持者で日本ライト級7位の金井アキノリ(姫路木下)が自慢の強打を発揮して松田トモヤ(トヤマ)に3回2分19秒TKO勝ちした。

 5月に伊波ファン・カスティーヨ(真正)を衝撃の2回TKOで破り、日本ランクを強奪した金井だが、この日は相手の連打を正面から浴びて鼻血を流すなど不安定な内容。それでもパンチ力の差は歴然で、3回に右フック一発で相手を大きくよろめかせて主審のストップを呼び込んだ。

 07年6月に4敗目を喫し、一度は引退。どうしてもボクシングへの思いを断ち切れず今年2月に再起した。再びリングに帰ってきた“姫路のKOキング”はこれで再起後3連続KOとなった。

(2010年7月18日)
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