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脇本 初のメーンは負傷判定勝ちで飾る

 5回、激しく打ち合う脇本雅行(右)と池田善彦=高砂市総合体育館
 5回、激しく打ち合う脇本雅行(右)と池田善彦=高砂市総合体育館

 「プロボクシング58・5キロ契約10回戦」(18日、高砂市総合体育館)

 高砂ジム期待の日本フェザー級10位・脇本雅行(高砂)が池田善彦(グリーンツダ)に8回負傷判定勝ちし、初のメーンイベントを白星で飾った。

 21歳のサウスポー脇本は4月に熊谷謙志(とよはし桜)に8回判定勝ちし、日本ランクを奪取。「ランカー初戦で初のメーン。プレッシャーがあった」と明かすが、初回から鋭い左ストレートを打ち込むなど上々の立ち上がり。しかし2回に偶然のバッティングで左目上の古傷をカット。出血は止まらず8回に試合は止められた。スコアは79ー75が2人、78ー76が1人で脇本を支持。

 「止められる前に倒したろうと思ったけど…今すぐでもタイトル戦はしたいけど、この内容では自信があるとは言えませんね」と不完全燃焼な内容を反省。傷と慢性的に抱える左拳痛の回復次第だが、次戦は10月10日に神戸市内で予定している。

(2010年7月18日)
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