柳楽、結婚半年…連ドラ初主演で本格始動、１０キロ減量で気合十分

　俳優の柳楽優弥（２０）が、９月４日スタートのＷＯＷＯＷミッドナイトドラマ「ＴＯＫＹＯ２３～サバイバルシティ」（土曜・深夜０時）で連続ドラマに初主演する。東京２３区を舞台に、１億円の賞金を懸けたゲームに挑むアクション。１月にタレントの豊田エリー（２１）と結婚し、１１月に第１子が誕生予定の柳楽は、今回のドラマのために１０キロ減量するなど気合十分。「１億円あったら？　子供も生まれるので貯金します」と親ばかぶりを見せている。

　パパになる前に柳楽が初めてのドラマ主演に挑む。

　「ＴＯＫＹＯ２３」は、嵐田武さん、橋本エイジさん作の同名コミックが原作。東京２３区を舞台に、賞金１億円を懸けた「Ｘゲーム」に挑む若者を描く。ゲーム参加者には謎の腕輪が渡され、最後まで外れなかった者だけが賞金を手にするが、途中で外れた者は変死するという。柳楽は格闘家を夢見ながら、ゲームに参加することになったニートの青年ノボルを演じる。

　体重も１０キロ落として撮影に臨むなど、初めての連ドラ主演に気合が入っている。「バナナを１日６本しか食べないで、万が一、炭水化物を食べた日にはボクサーみたいに戻す」という生活を続けてシャープな風ぼうに自身を変えた。

　１月に豊田と結婚してから初めてのドラマ出演。１１月には第１子も誕生するとあって、パパの責任感も芽生えている。「実際に１億円を手にしたら？　子供も生まれる予定なので貯金します。いや、使っちゃうかな」。最近は監督業にも興味津々とか。「それは前から思っていることですが、なかなか難しい。１億あればできるんじゃないかな」と希望はふくらむばかりだ。

　撮影はすでに始まっており、相棒のダンを演じる本郷奏多（１９）とは「やっちゃん」「かっちゃん」と呼び合うなど意気投合。毎日のように食事に行っているそうで「俺は俳優仲間はいないけど、本郷君とは長い付き合いをしたい」とがっちり信頼関係を築いている。

　◆ＴＯＫＹＯ２３～サバイバルシティ　賞金１億円を懸けた「Ｘゲーム」は腕輪を巡る対決。ノボルとダンは協力しながら勝ち進んでいくが、２人の前に次々と怪しい人間が登場する。ドラマは全５回で、監督は西村了氏、脚本は渡辺雄介氏。共演は野波麻帆、高梨臨、田中要次ら。