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機内記念撮影の副操縦士、解雇から3カ月で再雇用されていた

 巡航中の操縦室内で記念撮影をしていたとして、今年3月にスカイマークを諭旨解雇された30代の元副操縦士が、約3カ月後に同社に地上職員として再雇用されていたことが17日、分かった。

 同社は「本人から希望があり、採用試験をした上で雇った。今のところ操縦士にする予定はない」と説明。企業倫理に詳しい高巌麗沢大教授は「最初の処分が厳しかったかもしれないが、厳重に処分をしたとの姿勢を社会に示す意図があったなら、処分は演出で、社会をあざむいたと受け止められても仕方がない」と指摘している。

 元副操縦士は、昨年4月から今年2月にかけて、副操縦士として搭乗していた便の操縦室内で、機長や客室乗務員をデジタルカメラで撮影。同社は「航空法が定める操縦者の周囲の空域の見張り義務違反に当たる」として、3月9日に諭旨解雇処分とした。同社はこのほか、写っていた機長や客室乗務員ら13人も減給や出勤停止などの処分とした。

 関係者によると、元副操縦士は、インターネットの会員制交流サイトで、撮影した写真を公開していたという。

 国土交通省は、6月22日に元副操縦士を60日の航空業務停止処分としたが、発表文には「既に退社」と記載。会社から再就職についての報告はなかったという。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年07月17日 16:45 ]

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