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かおる姫敗戦…“不正疑惑”にシュン

 準決勝で敗退した菅山(右)、駒田組=大阪市の中之島特設会場
 準決勝で敗退した菅山(右)、駒田組=大阪市の中之島特設会場

 「ビーチバレー大阪カップ第3日」(17日、大阪・中之島特設会場)

 “かおる姫”に不正疑惑が発覚した。駒田順子(31)=ポイント、菅山かおる(31)=WINDS=組に関して、試合前、連盟サイドに菅山陣営が前日までの1、2回戦でサイン伝達の反則行為をした疑いが報告され、厳重注意が言い渡された。準決勝では楠原千秋(34)、三木庸子(33)=ともにフリー=組に1‐2で敗戦。18日の3位決定戦に回った。

  ◇  ◇

 かおる姫の快進撃がストップした。準決勝でベテラン楠原に主導権を握られ、いいところなく敗退。「甘くないなと思った。負けて悔しい。この悔しさを無駄にしないようにしたい」と、キリッとした表情で話した。

 快進撃の陰に不正疑惑が持ち上がった。1、2回戦で、試合中に菅山所属のWINDS社長でコーチの西村晃一(37)が、客席からサインを伝達したという指摘が連盟に寄せられた。

 現行犯ならイエローカードを受ける悪質なルール違反。試合が成立した場合、さかのぼっての処分はない。結論は灰色のままだが、連盟は陣営に厳重注意を言い渡すなど事態を重く見た。

 18日の3位決定戦に向け「明日も試合を見てもらいたい」とアピールした菅山。金星連発の後に浮上した不正疑惑が、後味の悪さを残した。

(2010年7月19日)
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