第２セット、得点を決め喜ぶ浦田（左奥）、西堀（右奥）に背を向け、しかめっ面の菅山

◆　尾崎・金田組が初優勝　◆

　“かおる姫”は表彰台に届かなかった。女子３位決定戦で菅山かおる（３１＝ＷＩＮＤＳ）駒田順子（３１＝ポイント）組は、浦田聖子（２９）西堀健実（２８＝ともにフリー）組に０−２で敗れ４位に終わった。同決勝では尾崎睦（２５＝湘南ベルマーレ）金田洋世（２５＝上越マリンブリーズ）組が楠原千秋（３４）三木庸子（３３＝ともにフリー）組を２−０で下し、初優勝を飾った。

◆　不正行為「ない」　◆

　手応え十分の４位だ。３位決定戦で敗れたが、菅山は「負けて残念だけど次につながる」と話した。１、２回戦で観客席からの不正なコーチングの疑いがあり、日本連盟・瀬戸山理事長から厳重注意を受けたという一部報道は、駒田とともに全面否定。不正行為について問われると菅山が「特に何もない」と話せば、駒田は「私たちはまじめにやっている。なんなんですか、その質問は？」と激怒。藤井審判部長は「疑わしいものがあったので今後気をつけてくださいとは言ったけど、厳重注意とかじゃない」と話した。

[ 2010年7月19日付 ]