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◆ビーチバレー JBVツアー第3戦大阪・中之島大会第3日 女子準決勝 楠原・三木2―1菅山・駒田(17日、大阪・中之島特設コート)“かおる姫”こと菅山かおる(31)=WINDS=が、競技規則に反する不正行為の疑いで、日本ビーチバレー連盟から厳重注意を受けていたことが17日、分かった。所属のチームメートでコーチも兼務する西村晃一(37)から試合中にベンチ外から不正なコーチング行為を受けたという疑い。複数の選手・関係者からの指摘で発覚し、厳重注意を受けた。2連勝を挙げ、この日の準決勝に臨んだ菅山だったが、1―2で負けて快進撃ストップ。最終日(18日)の3位決定戦に回った。
問題となったのは、連敗を「11」で止めた15日の初戦と、初の4強入りを決めた16日の2回戦。この2試合について複数の選手、関係者から「観客席で西村が指示を送っていたようだ。不正行為ではないか」とする指摘が審判部に寄せられた。
基本的にベンチ外からのコーチングはルール違反。悪質な場合は退場、罰金が科される行為で、海外ツアーでは日本語での応援にすら注意が与えられる。ただ、審判が確認できなければ処分されないため、日本連盟の瀬戸山正二理事長から「疑われるような行為をするな」と両者に口頭で注意が与えられた。
西村に監視員がつけられた準決勝ではベテランの楠原・三木組に敗退。3位決定戦に向け、菅山は「本当に悔しい。この負けを無駄にはしたくない」と気持ちを切り替えていた。
(2010年7月18日12時41分 スポーツ報知)