石原軍団今年は静かに法要…裕次郎さん２３回目命日

　故・石原裕次郎さん（１９８７年死去、享年５２歳）の２３回目の命日にあたる１７日、石原まき子夫人（７６）と渡哲也（６８）、舘ひろし（６０）ら“軍団”が、神奈川・鶴見の総持寺の墓前を訪れた。

　昨年の二十三回忌法要は、東京・霞ケ丘の国立競技場で行い、１２万人を集める大イベントとなった。小林正彦専務は、三十三回忌に「次は（府中）競馬場」と冗談交じりで話したが、大々的法要は昨年で一区切りをつけ、この日は例年通りの静かな法要。約４００人のファンが訪れ、静かに手を合わせた。

　裕次郎さんにまつわる日は、いつも空に雨が舞う。しかし、今年は梅雨明けと重なり、快晴。まき子夫人は「たまにはこのような天気もいいかと、裕さんが雨を降らさないで頑張ってくれています。今日は非常に暑い中こんなにお集まりいただいて、お礼を申し上げます」と、今年１２月で結婚５０年になる裕次郎さんを思いながら、炎天下に集まったファンに感謝の気持ちを伝えた。

　渡も「裕次郎さんが亡くなって長年がたちますのに、この日をお心にとめていただき、ありがとうございます」と感謝。舘も「二十三回忌を過ぎても人が減らずこれだけ来てくれるので、先代は本当に幸せだと思います。石原裕次郎は永遠だなって思いました」と、偉大さを再認識した。