韓国哨戒艦沈没:「北朝鮮の魚雷確実」外交通商相が明言

2010年5月19日 20時22分 更新:5月19日 22時4分

講演する柳明桓・外交通商相=ソウルで2010年5月19日、AP
講演する柳明桓・外交通商相=ソウルで2010年5月19日、AP

 【ソウル西脇真一】韓国の柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商相は19日、ソウルで行った講演で、韓国海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」の沈没について、「魚雷の爆発で沈んだことが明らかになった」と述べた。さらに講演後、「北朝鮮がやったのか」との記者団の質問に対し「確実にそうだと思っている」と答えた。聯合ニュースが伝えた。

 柳氏は駐韓欧州連合(EU)商工会議所の会合で講演。まず、「調査結果に従い適切な措置をとる」と明言。「措置は国際社会の協力がなければ大きな効果を上げることはできない」と連携を訴えた。

 沈没原因を調べている軍と民間の合同調査団は20日、最終調査結果を発表する。外交通商省によると18日に駐韓大使館を通じ日本や中国、ロシアに事前説明を行った。

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