体力的不安から仕事をセーブ中の女優・森光子(90)が来年1月に東京・帝国劇場(帝劇)で上演される「新春 滝沢革命」で“舞台復帰”する可能性が15日、浮上した。今秋、体調をみて出演を打診する意向で、ナレーションを第一候補とし、体調次第では出演の可能性もあるという。
帝劇はこの日、開場100周年となる2011年上演作品を発表。劇場運営する東宝の幹部は1月公演への森の参加について、出演依頼には至っていないとしながらも「(出演を)念頭に置いている」と明かした。「(公演開始の)3カ月前にお元気なら」との条件を付けるが「すべての要素を断ち切るべきではない」と前向きに検討していることを認めている。
森は高齢による体調面を考慮され、今年5、6月の主演舞台「放浪記」を中止に。しかし、本人は元気で、14日には東京・青山劇場で今井翼(28)主演のミュージカル「PLAYZONE2010」を観劇したという。
帝劇は来年2〜3月に「SHOCK」(堂本光一主演)、6〜7月に「風と共に去りぬ」(米倉涼子主演)、9月に「DREAM BOYS」(亀梨和也主演)などの上演を予定している。