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【サッカー】

ドゥンガ口撃「間違ってる」 西村主審&相楽副審がW杯裏話

2010年7月17日 紙面から

 ワールドカップ(W杯)南ア大会決勝で、日本人として初めて「第4の審判員」を務めた西村雄一主審(38)、副審の控えだった相楽亨副審(34)が16日、東京・JFAハウスで報告会見を開き、ブラジル代表のドゥンガ監督から試合中に「口撃」を受けていたエピソードなどを披露した。

 準々決勝・ブラジル−オランダ戦で、フェリペメロがロッベンを踏みつけた行為を見逃さず退場を宣告したことについて、西村主審は「何か起きるのではないかと心理的な準備をしていたので、しっかり見えた」と冷静に振り返った。

 相楽副審は試合の前半にベンチ前のドゥンガ監督から日本語で「アナタ、間違っている!! いつも、アナタ間違っている」と言われた裏話を明かした。相楽副審は「よく覚えているなと感心して、逆に腹は立たなかった」と語り、「後半は静かになった。負けだしてからの方が指示が必要なのになあと思った」と、会場の笑いを誘っていた。 (松岡祐司)

 

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