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赤西、KAT‐TUNから正式脱退

 人気グループ「KAT‐TUN」の赤西仁(25)が、今秋に行う全米ツアー後に、グループを正式脱退することが16日、分かった。赤西をのぞく5人で行った東京ドーム公演の会場で、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が「ツアーが成功したら、赤西は今後もアメリカを拠点に活動する。失敗してもグループに戻るのは世間やメンバーも許さない」と明言。いずれにしても、赤西はグループ離脱の道をたどることになる。

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 06年の米国語学留学以来目立った、赤西の単独行動の結末は「脱退」で決することになった。

 喜多川社長は本紙などの取材に「いつまで赤西がKAT‐TUNでいるか、どこかでけじめをつけなきゃいけない。秋の全米ツアーが終わったら、かな」と、赤西が今年9、10月に全米7カ所で行うソロ公演終了を区切りに、グループを正式に離れることを明かした。

 米国に行く前、赤西本人にも「好きなことをするのはいい。でも、いつか帰ってくるなんて、そんな甘いもんじゃないよ」と退路を断つことも通告したとし「彼は男の子だから(全米ツアーが)成功することしか考えていない。うまく行けば来年も米国を拠点に活動する予定。失敗したからといって、グループに戻ることは世間もほかのメンバーも許さないでしょう」との見解を示した。

 「KAT‐TUNの“KA”は亀梨の“か”。プロフィルなどから赤西も徐々に外していく」と、秋を待たずに段階的に脱退は始まるもようだ。

 残った5人のメンバーも、すでに気持ちは吹っ切れている。この日のライブ前の会見で、亀梨和也は「彼はやりたいことがあってやっている。それを無視して、止めてまで一緒にやろうというのはちょっと違う」とコメント。田中聖は「赤西がいないのは2度目。前回よりダメージは少ない。5人には5人の形がある」と語った。

 これまで“オレ流”を貫いてきた赤西。育ての親の喜多川社長も「赤西とほかの5人とは生きる方法が違う。別の世界にいる」とコメント。「赤西が事務所から独立することはない」としたが、日本での活動は白紙状態のままだ。






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