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◆大相撲名古屋場所6日目 ○鶴竜(下手投げ)猛虎浪●(16日・愛知県体育館) モンゴル出身の東6枚目・鶴竜(24)=井筒=が猛虎浪を下手投げで下し、自身初となる初日から6連勝を決めた。昨年の九州場所では関脇だったが、ひじ痛、首痛の影響で4場所連続で負け越した。今場所は本来の力強さが復活。謹慎力士が多数出たり、観客数も減少しているさみしい名古屋場所を盛り上げる。横綱・白鵬も白馬を押し出し、連勝を38まで伸ばした。また大関・琴欧洲、東13枚目の豊真将も全勝を守った。
鶴竜は6連勝にも言葉は少なかった。「立ち合いちょっと遅れたけど、落ち着いていた」。突っ張って押し込まれて土俵際に詰まったが、右下手は離さなかった。相手が前に出てくるところを左に体を開き、下手投げで仕留めた。2009年の秋場所の5連勝を上回る、自己最高の初日からの6連勝。「まー、うれしいです」と話した。
昨年の名古屋場所は新関脇で5勝10敗。秋場所で勝ち越したが、首、両ひじを痛めた。九州場所は再関脇も、そこから4場所連続で負け越し、番付を落とした。けいこも思うようにできず、体重も減った。6キロやせて、夏場所前は135キロまで落ちた。井筒親方は「ちゃんこも流し込むように食べていた。今は、肉、魚しっかりかむようにさせている」という。体重は138キロまで戻った。
相撲でばん回するしかない。大相撲の賭博問題では、鶴竜も花札をしていたことを認めた。場所前の4日には横綱・白鵬らとともに、謝罪会見を行った。「モンゴルでもテレビ中継がなくなったし、(自分が相撲を取り続けられるのか)心配してた。だから経緯を説明した」という。
毎年、名古屋場所後にはモンゴルに帰省する。昨年は関脇昇進祝いで親類一同が集まってお祝いをしてくれた。「家族を安心させたい」。今場所で完全復活して、今年も故郷に帰るつもりだ。
◆鶴竜 力三郎(かくりゅう・りきさぶろう)本名・マンガラジャラブ・アナンダ。1985年8月10日、モンゴル・ウランバートル市生まれ。24歳。旭鷲山らの活躍にあこがれて、花籠部屋の力士選考会に参加したが不合格。その後、知人を通じ、井筒部屋へ入門。2001年九州初土俵。05年九州新十両。06年九州新入幕。09年夏新三役(小結)。三賞は技能賞4回。185センチ、138キロ。得意は右四つ、下手投げ。家族は両親と姉。
(2010年7月17日06時01分 スポーツ報知)
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