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エイズと似た症状を見せる原因不明の病気に感染した中国人らが作ったブログ。ウイルス源が究明されず、感染者らは無防備状態

「未知のウィルス」=エイズに似た怪病、中国で急速に拡散か

 【大紀元日本6月7日】中国でエイズによく似た症状を見せる怪病が急速に広がっている。続々と死亡者も出ているようだが、病原菌やウィルス源が究明されないまま、感染経路も極めて多様で、そのスピードの速さには広範囲の感染被害が憂慮される。

 類似の症状を見せる感染者らはブログで情報交換を行っている。このころ、彼らは温家宝首相宛に公開書簡を送り、治療方法および研究分析を要求した。衛生当局は未だに何の反応も見せていないという。

 2月に開設された感染者らのブログ(http://blog.sina.com.cn/s/articlelist_1586483495_0_1.html)には、自らの症状や感染経路、連絡先などを載せた掲示文が続々とアップされている。感染者らの症状は大体似たような感じのようだ。

 ある感染者は温家宝首相にあてた公開書簡にこの怪病を「未知のウィルス」と称し、症状を次のようにまとめた。

 1.微熱が続く(37度前後)、多発性リンパ種

 2.舌の先に赤い斑点、厚いこけと感染症状

 3.下痢が続き、便がゆるい。腹鳴と発汗

 4.鼻がつまり、頻繁に上部呼吸器が感染

 5.歯茎が腫れ、炎症が起こりやすい

 6.皮膚の押し痕が長く続き、筋肉の痙攣が頻繁

 初期症状が主に性行為の後に出るため、感染者らはHIV感染と疑っているが、検査結果は陰性。医療関係者はこれらを「エイズ恐怖症」と診断し、神経精神科の治療を勧めているという。感染者の死亡者数が増えるに連れ、患者らは自己診断で各種の薬を服用しているという。CDC(疾病管理局)などの政府機関も「陰性なので問題ない」との反応だという。

 最近の感染者らの報告によると、性行為以外にも、唾液、汗などの経路からも感染するという。感染者らは正確な情報が発表されていないため、家族や職場の同僚のほとんどが感染し、中国全域に感染者が蔓延していると見ている。

 ある感染者は、「私たちを診療した医者が感染した可能性もあり、感染者自身が感染を知らず献血や唾液を通じ、他に広めている可能性が高い」と指摘し、中国だけでなく、全世界に被害を与えると憂慮している。

 
(翻訳編集・明吉)


 (09/06/07 09:06)  





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