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森山未來『モテキ』主演で「初めて白髪が3本生えました…」

2010年7月14日(水) 21時22分　テレビ東京系・ドラマ24の第20弾記念作品『モテキ』の制作発表が12日(月)、都内で行われ、主演の森山未來、野波麻帆、満島ひかり、松本莉緒、菊地凜子、そして脚本も務める大根仁監督が登場した。

　本作は今年4月まで連載されていた久保ミツロウの同名コミックを実写化。貯金も夢もなく、彼女もいない29歳の藤本幸世(森山)は、ある日、突然知り合いの女性たちから次々と誘いを受ける。そんな状態に戸惑いながらも、突然やって来た“モテ期”に彼女を作ろうと奮闘する男の姿を描いたラブコメディ。

　大根監督は「放送が決まるまでは、苦しいことがたくさんありました。（森山）未來くんをはじめとするキャストが決まってからは、ストレスもなく本当に楽しくやらせていただいています。ヒロインがどんどん出てきてキラキラした作品になると思います！」と自信をのぞかせた。

　森山は「撮影はあと1週間くらいで終わってしまうんですが、現場の目まぐるしさと女性陣からの振り回され方で生まれて初めて白髪が3本生えました」とあいさつし、ヤンキー役の菊地は「監督から『やくざっぽいからヤンキーでやってくれ』と言われて…。一応育ちはいいのでそれを隠すために一生懸命やってるんですけど、“本物”っぽいみたいです」と話し、会場を笑わせた。

　この日登場したキャストは女性ばかりだが、作中には幸世の親友役に新井浩文、“モテ街道”を突っ走る男役にリリー・フランキーらも出演。森山は「幸世はバカなことばかりやってしまっているので、こうやって（女性4人と）並んでいるだけで脇汗がひどいんです (笑)。なので、リリーさんや新井くんたちと一緒に芝居をするのはすごく助けられています」とコメント。また、松本は自身が演じる「小宮山夏樹」にちなんだ“N”のチャームのネックレスをしていると言い「私と（野波）真帆ちゃんは衣装も担当していて、ほぼ私服と、お借りしてきたものを自分で考えてやらせていただいていて。全部“夏樹”をイメージして自分で用意したので、『プライベートから夏樹になろう！』と思って、撮影前からネックレスを着けて挑みました」と役へのこだわりを披露した。大根監督の印象を聞かれた野波は「見透かされているような感じがします。私と(演じる)土井亜紀は似ている部分があって。最初は夏樹がやりたいなって思ってたんですけど監督には『真帆さんには天然の魔性な感じがない。真面目すぎるから土井亜紀なんだよ』って言われて納得してしまって(笑)」と語り、満島は「やりたい放題の人(笑)。演出に日常との境目がなくて。最初は『なんだコイツ』って思ってたんですけど、最近いいなって思います」と話すなど、撮影現場の仲の良さをうかがわせた。

　ドラマ24『モテキ』はテレビ東京系で7月16日(金)深0･12からスタート。テレビ大阪では7月19日(月)深0･12から。

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