清浄性確認 宮崎市で開始

(2010年7月17日付)
 県は16日、宮崎市で新たな口蹄疫の感染疑いが一定期間確認されていないとして、同市の発生農場を中心とした地域の清浄性確認検査を開始した。異常がなければ、27日午前0時に同市を中心とした家畜の移動・搬出制限区域は解除される。

 17日までの2日間、発生農場から半径3キロ圏内を中心に50農場の牛と豚四百数十頭から抗体検査のために採血。20〜23日には、3〜10キロ圏の約1万頭を対象に目視による臨床検査を実施する。

 同市では4日、同市跡江の肉用牛繁殖農場で感染疑いの牛を確認して以降、新たな感染は確認されていない。