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山口公明党代表 締め“レッドカード”

街頭演説でレッドカードを掲げる公明党・山口代表
街頭演説でレッドカードを掲げる公明党・山口代表
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 【党の顔密着・公明党】2日後に迫った参院選(投開票11日)に向け、公明党の山口那津男代表(57)はサッカーW杯の激戦をさばいた審判員のように、左右のポケットにイエローカードとレッドカードをしのばせて街頭に立つ。

 「民主党にレッドカードを突きつけます」。パリッとのりのきいたシャツ姿の山口氏は演説の最後に必ずスラックスのポケットからレッドカードを取り出し、右手で掲げる。FIFA公認の本物。すっかりおなじみとなったポーズだが、その後の行動も決まっている。

 有権者と握手した後、移動の車に乗り込むとすぐに車内のカーテンを閉じる。ボタンダウンの長袖シャツを脱ぎ、下着とともに着替えるためだ。演説が1日5回の時は下着とシャツを7セット、1泊の行程だと15セットを用意。早苗夫人(55)はクリーニング店に何度も通い、移動中に待ち合わせて着替えを渡すこともある。シャツの色はすべて公明党のイメージカラーのブルー系だ。

 公示後は街頭演説だけでなく、小規模集会も開催する。取材した日は、神奈川県内3カ所で街頭演説をしたほか、幼児を持つ主婦10人との懇親会にも参加。「多くの人に訴えることも大事だが、市民の生の声を聞くことを忘れてはいけない」と力を込めた。

 分刻みのスケジュールの合間には、iPadを使い、民主党幹部の発言などの情報を収集。自らの演説に役立てている。公明党の目標は改選11議席の維持。「今は体力を使うし朝昼晩晩の4回の食事をとっている」と元気いっぱい。“イレブン当選”に向かって、きょうも街角で力強くレッドカードを掲げる。

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