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2010年7月16日(金) 19:25 |
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生後1ヵ月の乳児虐待の母親に判決
生後1ヵ月の双子の長男を殴って死亡させたとして傷害致死の罪などに問われている母親の裁判員裁判で、岡山地方裁判所は16日、この母親に懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。
傷害致死などの罪に問われているのは、津山市の無職・小林真美被告です。 判決によりますと小林被告は、去年8月、自宅で生後1ヵ月の双子の長男の頭を平手で数回殴り、死亡させたとされています。 また、双子の二男にも骨折などの重傷を負わせたとして傷害の罪にも問われています。 16日の判決で、岡山地方裁判所の高山光明裁判長は「抵抗の術も知らない生後1ヵ月の実の子どもの頭を手加減せずに叩く行為は非常に危険で悪質である。しかし、被告は反省の態度を十分に示してる上、被告人の更生に対して家族や地域が協力するという機運が高まっている」として、小林被告に懲役3年、保護観察付きの執行猶予5年を言い渡しました。
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