屋上遊園地閉園めぐり松屋と運営会社が訴訟合戦
7月17日0時35分配信 産経新聞
東京都台東区の百貨店「松屋浅草」の屋上遊園地「プレイランド」の閉園をめぐり、松屋が遊園地を経営していた「日本娯楽機」(東京都港区)側に屋上を明け渡すよう求める訴訟を東京地裁に起こしていたことが16日、分かった。これに対し、日本娯楽機側も「解約は無効」として松屋を提訴。昭和6年のオープン以来、約80年間多くの人々を魅了した「日本最古の屋上遊園地」の最後は、後味の悪いものとなった。
訴状などによると、松屋浅草は長年赤字を抱えており、店舗を縮小。昨年12月に遊園地の解約を申し入れ、今年の5月31日に遊園地が閉園した。しかし、日本娯楽機が6月1日以降も屋上から施設を撤去しないため、6月8日、松屋が屋上を明け渡すよう提訴した。
これに対し、日本娯楽機側は「収益力のあるテナントを優先して残すなど、中小零細企業を差別的に扱っている」と反発。「長期の継続的契約で、松屋側の一方的な都合で解約することはできない」などとして、屋上の賃借権が存在していることの確認を求めて6月17日に提訴した。
松屋によると、現在も松屋浅草の屋上には、遊園地の施設が残されたままになっているという。
松屋側、日本娯楽機側とも「係争中でコメントは差し控える」としている。
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これに対し、日本娯楽機側は「収益力のあるテナントを優先して残すなど、中小零細企業を差別的に扱っている」と反発。「長期の継続的契約で、松屋側の一方的な都合で解約することはできない」などとして、屋上の賃借権が存在していることの確認を求めて6月17日に提訴した。
松屋によると、現在も松屋浅草の屋上には、遊園地の施設が残されたままになっているという。
松屋側、日本娯楽機側とも「係争中でコメントは差し控える」としている。
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最終更新:7月17日0時35分
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