日本を崩壊に導く「闇法案」
「何で新聞は、あいつらのことをもっと書かないんだ。諸悪の根源だぞ」
民主党のベテラン保守系議員が「あいつら」呼ばわりするのは、党の事務局スタッフに数多い旧社会党系の職員のことだ。
社民党や新党さきがけなどリベラル勢力が結集した平成8年の旧民主党結成時には、社民党(旧社会党)議員とともに大量のスタッフが社民党事務局から加わった。そして、この社民党から来たスタッフの大部分は旧社会党の最左派である「社会主義協会派」に属していたとされる。むしろ右派は社民党に残ったという。
社会主義協会派は議会で多数派を占めることで社会主義革命を実現することを夢見ており、それが現在も、民主党の政策に色濃く影響しているというのだ。
「われわれの知らないところで、わからないところから意見が出て、(党の政策集である)INDEXに載ってしまう。これは非常に怖いと思う」
鷲尾英一郎衆院議員は昨年3月、日本教育再生機構の座談会でこう指摘した。党所属議員の監視の目が届かない事務局で政策が立案、実行されていく構図に問題があるというわけだ。
昨年9月の政権交代後は、民主党はいったん政策調査会を廃止したので、こうした事務局職員が政策を左右する機会は減ったようにみえる。
だが、事実はそうではない。
むしろ、政権与党となって政府と党が一体化したため、より直接的に政府の方針に影響力を及ぼせるようになっているのだ。
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