2010年 7月 16日 岡山県銀行協会の元理事が着服 △▼ 岡山県内に本店や支店を置く銀行で作る岡山県銀行協会の元役員が協会の定期預金を不正に解約するなどして約１億３０００万円を着服していたことが分りました。着服していたのは協会の６０歳代の元男性理事です。協会によりますとこの元理事は協会の定期預金を不正に解約するなどして少なくとも２５年間で約１億３０００万円を着服していたということです。定期預金は協会に加盟している銀行の加入金を積み立てたもので元理事は長年にわたり金の出し入れを１人で行う立場にあったということです。着服した金について元理事は「生活費や遊興費などに使った」と話しているということです。協会では元理事を１５日付けで解任し、近く刑事告訴する方針です。 後期高齢者医療保険決定通知書で発送ミス ▲▼ 岡山市が１５日発送した後期高齢者医療保険料の通知書約２０００人分に年間所得などを記載した他人の書類が誤ってとじられていたことが分かりました。発送ミスがあったのは平成２２年度の「後期高齢者医療保険料決定通知書」で、保険料の年金からの天引き対象者に岡山市が１５日発送した１９９０人分です。４枚綴りのうち、３，４枚目が他人の書類で名前、住所、年間所得などの個人情報が記されていました。１６日朝、受け取った人からの指摘でミスが発覚しました。市内の委託業者が製本する際、１、２枚目と３，４枚目がずれたのが原因としています。岡山市では対象者に個人情報が漏れたことを謝罪する文書と誤って送った通知書を回収するための返信用封筒を１６日中に速達で郵送することにしています。 香川県知事選　県議会派が浜田氏と政策協定 ▲▼ 来月２９日投票の香川県知事選挙で県議会の自民・社民・民主の議員会３会派は無所属新人の浜田恵造さんと政策協定を結び、会派として支援することになりました。３会派の代表と浜田恵造さんが会見し明らかにしたものです。政策協定は６項目からなっていてトップセールスで企業誘致や観光振興などを進めるほか子育て環境の充実などに取り組むとしています。無所属新人の浜田さんは観音寺市出身の元財務官僚で、議員会３会派としては支援しますがそれぞれの県連は推薦しないということです。来月２９日に行われる香川県知事選では現職の真鍋知事が引退を表明していて、これまでに県議の渡辺智子さんが出馬を表明しているほか共産党も独自候補の擁立を検討しています。 さぁ夏休み　終業式 ▲▽ いよいよ待ちに待った夏休みです。岡山県内ほとんどの公立の小・中・高校で１６日、１学期の終業式が行われました。このうち岡山市の伊島小学校では全校児童７７６人が体育館に集まりました。式では平野和司校長が「継続は力になります。自分で決めた勉強やお手伝いの目標を毎日コツコツ続けて下さい」と挨拶しました。このあと教室に戻った子供たちには担任の先生から１学期の通知表が手渡されました。子供たちは１学期の思い出を振り返りながら１７日から始まる夏休みに胸を弾ませていました。岡山県内では４５８の公立の小・中・高校などで終業式が行われました。