今日の雑談

2010-03-24

反対する側の弱み

東京の条例の件をもうちょっと。


流通絡みで反対意見を語ってるのはよく見たけど、でも成人漫画作者のこういう意見は貴重だと思う。

Homura’s R Comics Blog: 少し…頭冷やそうか…

ちょっと昔の即売会の話ですがあるサークルが亜人種の局部を

無修正で持ち込んだそうです。

言い分としては人間の性器は修正が必要、それなら人間じゃなければ無修正でいいんじゃない!?

ってのが主張だったそうな(笑)

これには運営側がそんな御託は聞かないと、

発禁にしたそうです。

これは即売会というものがある意味治外法権

独裁的な裁定が出来るが故の結果だったと思います。

Homura’s R Comics Blog: 規制自体は反対よ?

ただ拡大解釈されて締め付け厳しくなるよのさ!と文句とか言う前に、

拡大解釈して性器じゃないから!赤貝だから!

結合部分吹き出しで隠して見せなきゃOKでしょ!とかやるのを止めよう?と言ってるんです。

Homura’s R Comics Blog: 表現の自由を守る為に

そもそも今回こういった条例が必要になった事の方が重要なんではないでしょうか?

今回規制したい対象であろう作品を掲載してる雑誌の編集の方とお話した事があるのですが…

実際成年誌指定して流通すべき作品だと自覚があるそうです。

件の脱法ドラッグや、亜人種の性器だからいいんだもんという、

法の落ち度を突いただけの行為と認識してるそうです。

しかし違法になるまでその刊行を止める気はないそうです…

なので都の方もこれ以上こういった作品を

一般誌として流通させることが出来ないよう法で取り締まるしかないのが現状なのです。

悲しい限りです。

そういった人たちが本来成人誌指定されるべき作品を一般誌として流通させて、

売れてしまうから興業として成り立たせてしまっているんです。

結城も今回の件で表現の自由を守る為に戦います。

流通と言う面では入手可能な書店が限られる為、

こういった成人誌まがいの作品に不利なのは否めません。

しかし成人誌はそういった作品と比べて修正も規制も甘く

性的描写ではアドバンテージを得ています。

こういったエロ本まがいの作品よりも、

エロ本として買って貰えるよう努力します。

ネットの反対運動で燃えあがると、こんな意見って見えにくくなるんでないの。「表現の自由」だのなんだので無駄に小難しい議論をこねくり回すより、よっぽど分かりやすいと思った。

永劫回帰

表現規制、こんにゃくゼリー、ゾーニング

恣意的な記述を含む法律や条令なんて、既に世の中にいくらでもある。なのに、新しいものばっかり怖がる。「そんなに心配性なら、現在の名誉毀損罪なんか、さぞかし恐怖の対象だろうね」と皮肉をいいたくもなる。

こんなにネットで反○○運動が繰り返されても、たったこれだけのことがまだ分からない人間が少なくないらしい現実。


もちろん「素人」なりの吟味をするなとは言わないけれど、ネットの反対運動で「定義が明確でない!」「恣意的な解釈がありうる!」という一言を見ると、すぐに萎える。懲りない人が多すぎ。