2010-04-14
■現実だろうがファンタジーだろうがレイプはレイプ、被害者は存在する。恥を知れエロゲバカどもが!!
男性向けのポルノグラフィはあまり目にしたことがないからもちのすけさんとはてこさんが想定しているものがさっぱりわからないのであれば黙ってりゃいいのに、「世に出回っているポルノ全部がそうだとおっしゃるのなら」などと勝手に決め付けてそれはちょっと現状認識が間違ってますよと異論を唱える独り相撲。ポルノを問題としている場に態々ポルノではない表現物(「コルテオ」)を持ち出し、それが「女性差別的だからといって、だったらポルノはもっと女性差別がひどいに違いないみたいな当て推量はいささか乱暴ではないでしょうか」と悦に入る的外れな当て推量。他のエントリに「コルテオ」という個別具体的な作品が取り上げられていたからといって、今回も「具体的なポルノ作品を例示して、その作品のどのような表現が女性差別的かを論じ」ろと要求する身勝手。「圧倒的な暴力」、「蹂躙」、「傷を負い、血を流」すと書いてあっただけでハードな陵辱ものを『想定』してポルノ全体を批判するのは飛躍がすぎると思い込む過ぎた飛躍。「張り子の虎をご自分でこさえて、それを捕らえようとして」いるのは徹頭徹尾このバカ自身である。
キチガイかこいつわ!? 「レイプ」ではないのであれば、無理矢理手込めにする必要など最初からないではないか。それが紛うことなきレイプであるからこそ、そのテのものが好きな連中にとってそのファンタジーは面白いのであり、そのうち相手が快楽を感じはじめ、もっともっととせがんでセックスに夢中になって最終的には和姦になったところで、それは結果が「ご都合主義」なだけであって、遂行された行為がレイプであることに何の変わりもないことは明白ではないか。
空恐ろしいまでのバカである。このバカわ行為遂行後の状態をもって行為を評価している。原爆投下によって戦争が終結し、民主主義の下に日本は経済発展を為しえたから、原爆投下は非人道的ではないと言っているも同然だ。
同じ誤謬である。表出した結果がたまたまファンタジーであったから、そこで遂行された残虐行為を犯罪ではないと判断しているに過ぎない。一文目はその行為が犯罪であることくらい私たちはちゃんと認識していますよ、とアピールしているつもりだが本音は逆で、実は現実の相手に勝手に当てはめれば即座に犯罪になることでもファンタジーだから犯罪にはならないのはもちろんであると主張しているのだが、大間違いである。現実の相手に当てはめようがフィクションの相手に当てはめようが犯罪は犯罪である。ファンタジーだから加害者が立件されないだけの話であって、それによってレイプが正当化されたりするわけがない。
はてこさんのおっしゃる「現実の犯罪と同意の上でのごっこ遊びはまったく違うものです」というのはわたしも同意するなどと言っているが、意味を取り違えている。こいつは「同意の上でのごっこ遊び」をファンタジーにおけるレイプのことだと勘違いしている(だから一文目がある)が、はてこが言っているのは縛ってもらった方が自由になれるという人のような現実における倒錯行為である。ここを取り違えてファンタジーだからこそ被害者は存在しないなどと言っているのだが、被害者はフィクションの中に厳として存在している。現実であろうがファンタジーであろうがレイプはレイプであり、断じて「同意の上でのごっこ遊び」ではない。そうであるならそもそも陵辱を楽しむ「レイプ・ファンタジー」というジャンルそのものが成立しない。だから、もちのすけの「レイプされたいファンタジーには被害者がいない」という言辞も誤りである。「被害者」がいてこその「レイプ・ファンタジー」であり、それはその種のフィクションの前提条件である。
ファンタジーと現実の犯罪を混同しているのは勿論このバカの方であり、フィクションの中であれば「レイプ」を「ごっこ遊び」であると誤認できるようなバカだから、はてこの「ポルノという形で装飾され、肯定されている現実の犯罪」というのが、よくわからないのだ。このバカわ、犯罪が実行されていないことを根拠に、自分でも気づかないうちにいつの間にかそれを肯定してしまっている。ここがフィクションの実に危険なところである。「ごっこ遊び」と言えるのは、作り手とユーザーとの共同幻想である「レイプ・ファンタジー」の方であって、レイプではない。このような当たり前のことすら、フィクションというフィルターを掛けられただけで簡単に分からなくなってしまい、被害者が想定されていないのはフィクションにおける「ご都合主義」によるものに過ぎないにも拘らず、最終的には和姦になるからそれはレイプではないなんて不埒な断言を為すバカが出てきてしまうことこそが危険なのであり、こういった規制反対エロゲバカの存在によって逆に規制の必要性が強化されているのである。
整理しよう。「レイプ・ファンタジー」における被害者はフィクションの中に存在する。現実には「存在しない」と言ったところでフィクションなのだからそんなことは最初から当たり前であり何の意味もない。問題はこうやって「ファンタジーと現実の犯罪を混同している」うちに何時の間にか、「最終的には和姦になる」から「被害者は想定されてい」ないと言って「レイプ」ではないなどと、そこに犯罪があることを否定してしまうバカが出現し始めることの方にあるのだ。
現実に実行されたレイプ=被害者は存在する vs. フィクションにおけるレイプ=被害者は存在しない -> ×
どちらにも被害者が存在する -> ○
これはフィクションの中に警察を登場させたときレイパーがどういう扱いを受けるかを想像してみれば直ぐに分かることだ。犯罪者として逮捕されるに決まっている。これを否定してレイプが完全に肯定された世界をフィクションとして描いたならば、今度はレイプという行為そのものが意味を失ってしまう。レイプが和姦と同じであるなら、陵辱モノというジャンルが消滅する。このことからもファンタジーだからこそ被害者は存在しないという発言が如何に愚かで反社会的なものであるかは明々白々であり、まさしくはてこの言う通り、「ポルノという形で装飾され」た途端に、最終的には和姦になるので、被害者は想定されていません。だから「レイプ」ではないなどとぬかすバカによって「現実の犯罪」が「肯定されている」のである。
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