英BP、油井ふさぐキャップの交換作業が進展

2010年 07月 12日 11:45 JST
 

 [ヒューストン 11日 ロイター] 英BP(BP.N: 株価, 企業情報, レポート)(BP.N: 株価, 企業情報, レポート)は11日、米メキシコ湾の油田から流出しているほぼすべての原油を回収する新システムが進展していると明らかにした。現在掘削中の「リリーフ井」と呼ばれる井戸により、最終的には8月初めから半ばに流出が止められる見通しだという。

 シニアバイスプレジデントのケント・ウェルズ氏が電話会議で語った。

 水深1マイル(1.6キロメートル)地点で遠隔操作ロボットが破損した油井にかぶせるキャップの交換作業を行っており、完了には約1週間かかる見通し。

 最終的に流出を止めるリリーフ井も2本掘削中で、同社は新たなシステムにより現在の3倍以上に相当する1日最大8万バレルの回収を目指している。

 
 
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