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『放棄領域潜入:インモラル・ガーデン』 仮プレイング 

ティエン・ロンだ。
本件の依頼内にて、まず『作戦』と称してコソコソと話していた事を詫びておく。

早速、仮プレイングを。


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・役柄
【殺人で追放された元傭兵】

◆ミスティスと共にガリアーノ潜入作戦。

・工程1
自分のダルクを使用し、ボスの情報を買う。

・工程2
街中でボスの眼前へイチゴウを蹴り飛ばし、演技開始。
怒鳴るイチゴウへ、
「私闘で何言ってんだよ。俺は連れからスった金を返して貰いてぇだけだ」
さらにダメ押しで刀をちらつかせ、
「得物を抜いた方が決心が着くか?」

・工程3
イチゴウを逃がし、ダルクの袋をミスティスに渡す際にボスと目を合わせる。
ボスが話しかけてきたら、新顔で、元傭兵と連れの戦災孤児と説明し、ボスの護衛を頼み込む。



◆潜入時

・工程4
ボスに、まず勢力や組織に関する情報を求める。
理由は先ほどの一件で絡まれた時、揉め事が大きくなったらアンタも困るだろうと説明。

・工程5
情報を聞く中で、先ほどの一件で金を盗む連中も居るのかとさりげなく質問。

・工程6
粗方の情報を聞き出せたら、日常品を買い揃えると言ってミスティスと外出。味方と合流。

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使用文字数、400字ぴったり。
概要の補足説明は追記にて。
 
まず、イチゴウとミスティスに協力を仰いだのは二人が適任であったからだと言っておく。
ガリアーノのボスが人の内面に感付けるとは思えない。
屈強な男に、武器を使わず力で勝る様を直接見せれば、護衛の申し出を怪しむ可能性は多少なりとも下げられると考えた。
そういった意味ではイチゴウが適任だった。

ミスティスには役柄を【声を失った戦災孤児】を演じて貰う事になっている。
元傭兵と戦災孤児の組み合わせなら辻褄が合う他に、訳有りで逃げてきた事を強調する。
連れの身の安全の保障を条件に出してまで護衛にと頼めば、ボスも利用しない手は無いと考えるかも知れない。
ミスティスには『マインド』が在るので、むしろ声に出して会話して、それを聞かれるよりも安全だ。

話術内容で盗賊団に関する情報を引き出す際にも、イチゴウとの演技は有効であると踏んでいる。
金をスる人間が居る事をボスに見せ付けた上で、近づかないように盗みを働く連中が居るのか、その根城を知っているのか、と聞けば自然な質問になると考えられる。




以上が、今回の俺の思惑だ。
後は上手く言い繕って外出し、イチゴウと、その後に全員と合流出来れば、少なくとも俺は御役御免だと思っている。
仮プレイングを見れば分かる通り、『潜入・合流方法』と『話術内容』で俺のプレイングは埋まってしまった。
イチゴウやミスティスのプレイング枠を出来る限り埋めないよう調節しても、二人の行動内容は制限されているだろう。

ましてや承諾を得ているとはいえイチゴウには嫌な役をさせる上に失敗すればただの蹴られ損になる。
ミスティスに至っては俺の失敗一つで巻き添えを食う事になり得る。

二人を含めた同行者全員に迷惑を掛ける事になったが、俺も首を賭けるつもりで行く。

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